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しびれきょうへのぼれ

投稿日時 2010-2-12 0:00:00
執筆者 rrb
びれきょうへのぼれ
正座して足が痺れたとき、痺れを治すまじないのことば。痺れが切れると「ヒジレ京ヘノボレ」と唱えて、痺れがなくなるようにと祈った。呪文を唱えてデボチン(額)に唾を三回つけると治るという。「痺れが京へ上る」とは、ずっと痺れを切らした状態で、待ちくたびれているさま、あきあきしている形容にもいう。あくびが「大和回り」をしているというように長時間待つ比喩であった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

町家の調査と保存
京都市に推計で約50,000軒あると見られる京町家の全戸実態調査を行うという記事が目に飛び込んできたのが、昨年の10月末だったか、その前の年の10月末だったか、記憶が定かでない。しかし、2010年3月をめどに結果をまとめるという記憶は確かだ。



全戸対象調査は初めてで、延べ5,000人の調査員が街を歩いて外観を確認したり、所有者らに維持管理の課題などを聞くアンケート調査を実施するという内容で、保存と活用の対策につなげるということだった。これまでに、1995年度から1998年度にかけて上京、中京、下京、東山の4区で調査し、約28,000軒の町家を確認している。2003年度に中京区の一部で再調査したところ、約1割減少している傾向をつかんだとの記事も併記されていた。



今回の調査では、以前に調査した4区に北区を加えた計5区と、伏見区の旧市街地、鞍馬街道など12の街道沿いに調査の域をひろげるということだった。間もなく、めどとしている2010年3月。さて、結果はどうなることやら…今京都。


 




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