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えんばんと

投稿日時 2009-12-12 0:00:00
執筆者 rrb
んばんと
あいにく。折あしく。「せっかく来てもろたのにエンバント出掛けてましたんや」「雨降りでエンバント運動会中止や」 天保12年刊の『新撰大阪詞大全』には「ゑんばとは、さしあたってといふこと」とある。江戸時代のことばを記した『志不可起』には「ゑんば北越筋の詞に最中の義を云ふ」とある。エンバト、エンバナともいう。エンバはアンバイと関係するかも知れない。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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子石/朝鮮半島の石人



お団子に結った髪、袖の長い着物姿。手を胸の前に合わせた唐子の石像が、京都市上京区千本通五辻上ルの銘木業者の店先にひっそりとたたずむ。所有者は「祖父の代から置いてあるが、由来は知らない。北東角だから鬼門よけでしょうか」と首をひねっているという。



実はこの石像、朝鮮半島の石人の一つということ。石人とは、王や貴族ら身分の高い人の墓を守る人型の石像を指す。鎧姿で剣を手にした「武人石」、笏(しゃく)を手にした「文人石」をはじめ、子どもの姿をした「童子石(どうじせき)」もあるという。



お地蔵さんと勘違いして、手を合わせたり、さい銭を置いていく人もいるという。穏やかな表情は確かにお地蔵さんのようだけど、御利益は期待できないかも…今京都


 




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