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みずや

投稿日時 2009-11-23 0:00:00
執筆者 rrb
ずや
水屋。一般家庭では食器などを収納するタンス風の家具。京の町家には台所に設置した。「洗うたお茶わんはミズヤの決まったとこにしまうのやで」 水屋のある家は少なくなった。もとは、社寺に鉢を据え、水をたたえ屋根を設けて参詣人が手や顔を洗った場所。茶室の隣に設けて茶の湯を用意する所もミズヤ(水谷とも書く)であった。茶箪笥は幕末から戸棚式になった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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方山話(91)
新型インフルエンザに思うこと



弱いとされた高温多湿の夏もなんなく乗り越えた。留学や観光での来日なら大歓迎で、応援したくなるが、新型インフルエンザとなると話は別。流行の勢いは一向に衰えず京都府と京都市は、警報を発令している。全国の累計患者数は約430万人にのぼるが、ここへきて目立つのは、急性脳症など子どもが重症化するケースで14歳以下が入院患者の8割強を占めるという。



とはいえ子どものワクチン接種は来月以降の見通しとあって府内の病院は、より効果的な治療のためベッドの空き状態や重症度に応じた治療ができるか情報交換を始めた。容体が急変する場合もあり、油断は禁物だという。当初いわれたのとは反対に、季節性インフルエンザ並みの「弱毒性」という印象が定着し、何となく気が緩んだのは確かだし、そこに「大きな落とし穴」があったのだろう。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

ウイルスが活動しにくい時季なのに患者は増え、死亡者も40人を超えた。やはり異常事態ということだろう。そのうえ「アジアかぜ」や「香港かぜ」と似た経過をたどっているというのは、冬場の爆発的な大流行が待ち受けていることにほかならないのではないかという意見もある。さらに怖いのは従来の季節性インフルエンザを駆逐し、新型だけが流行する恐れもあることだという。医療態勢の強化はいうまでもなく必要だ。何よりも、「罹患しない」といわれる年代拡大のために、、うがいや手洗いなど日常の予防励行が肝心だ…と、天を仰いで思うこと。


 




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