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べにさしゆび
投稿日時 2009-10-11 0:00:00
執筆者 rrb
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べにさしゆび 薬指。婦人が紅をさすときに用いた指なのでいう。紅はもと、この指で指すべきものとの信仰があった。薬指というのも、この指で薬をつけるからである。呪力をもつ指との意識が、昔からあった。クスシユビともいった。平安時代からナナシ(名無し)ユビという語も見られた。他の指の名前として、京都では中指をタカタカユビ、小指をコヤユビ・コヤイビという。コヤユビは親指からの類推による。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
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羅漢



地蔵物語(279)

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