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ちょちょこばる

投稿日時 2009-9-18 0:00:00
執筆者 rrb
ょちょこばる
うずくまる。かがむ。しゃがむ。「そんなとこにチョチョコバッテ、おなか(腹)痛いのんか」 江戸時代、上方では「恐れかしこまる」の意味で「ちょちょこなる」と言った。「ちょちょこ」は、恐れて小さくなる形容。チョチョコバルは、「ちょちょこなる」と「つくばる」の複合形。南山城村でいうチョコナブルは、からかう、嘲弄(ちょうろう)すること。「おまえすぐ泣くさけ、チョコナブラレルんや」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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を仰いで思うこと
イチローに思うこと



イチロー選手のコメントは気が利いているので、いつも楽しみ。米大リーグ通算2000安打では、「オークランドという場所で観客の皆さんが祝福してくれたこと」というのはちょっと感慨深い。大リーグ1年目、この敵地でコインやアイスクリームを観客から投げられた思い出を語り、「ちょっと気持ち良かったですね」。周囲の興奮をよそに、ユーモアで答えたところがイチローらしいのではないか。



今春、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝を日本にもたらす決勝打を放つと、「僕は(強運を)持ってますね」。 5年前、大リーグシーズン最多安打で、記録は破られるかと質問され「ここにやってしまった人がいる。願わくば自分が破りたい」と。寡黙なイメージのイチローに変化が表れたのは、3年前のWBC出場のころだったのではないだろうか。積極的に発言し始めた。それは、変身したのではなく、「表現するようになった」と本人は話しているという。イチローの発言は米国でも注目されているらしい。オークランドでコインを投げられた当時のコメントは、こんな具合。敵地の試合では空から物が降ってくると話し「一度なんか神様にアルミ缶をぶつけられたことさえありました」


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

大リーグ史上初の9年連続200安打を達成したときは、「解放されましたね。人(の記録)との戦い、争いに終わりを迎えることができた。そこからくる解放感。(地元に戻る)ぎりぎりで達成できた。(左ふくらはぎ故障で欠場した)あの8試合がなければ地元の人が喜んでくれた。(運を)持っているのか持っていないのか分からない」だった。これからも、どんなコメントをしてくれるか。そんな楽しみを、プレーと一緒に与えてくれるのはイチローしかいないのではないか。いずれにしても同じ日本人で同じ時を生きる者として、イチローは誇りだ…と、天を仰いで思うこと。


 




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