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めーがかたい
投稿日時 2009-9-11 0:00:00
執筆者 rrb
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め−がかたい 寝ないでいつまでも起きている。「あの子はメーガカタイな、なかなか寝やへん」 目をメーと長く発音する。目を開けた状態が続くさま、まぶたが閉じないのをカタイと表現した。眠気が襲うことを、京都府北部で「目がオヤコスル」という。親子のように目が仲良くする、まぶたが自然にくっつく形容。京丹後市で「目がコズム」というのも眠気を催すこと。コズムは、差し迫る、詰まるの意。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
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天を仰いで思うこと

福岡市「海の中道大橋」で幼児3人が飲酒運転の犠牲になった追突事故から、ちょうど3年目の先月(8月)の25日。この日は、「飲酒運転撲滅旬間」でもあったという。その日に、こともあろうに福岡県警・小倉南署の巡査部長が国道を逆走、衝突事故を起こし、ひき逃げで逮捕されていた。

楓(かえで)のようなる手をひろげ…小石を拾い塔と積む。一重積んでは父のため、二重積んでは母のため…とは、賽の河原の祭文。深い哀調を帯びている。子どもが死んでから行くといわれている冥土の河原、子どもたちはそこで父母を恋い、小石を積んで塔を作ろうとする。が、何度積んでも鬼が来て崩してしまう…という話。そこへ地蔵菩薩が現れ、子どもを救うのが結末だが、「賽の河原の石積み」は、むなしい努力のたとえになっている。
 (神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
飲酒運転撲滅の悲願を積んでも積んでも崩れる石積み。警察官が、賽の河原の石積みを崩す鬼の役回りを演じているようだ。怒りが冷めやらぬ間に、大阪でも警官の飲酒運転、さらには熊本県では陸上自衛隊員が…。この石積みを崩す鬼には、つける薬はないのか…と、天を仰いで思うこと。
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