フォトヴィレッジ

よそう

投稿日時 2009-5-22 0:00:00
執筆者 rrb
そう
「ご飯ヨソテ」「味噌汁お椀にヨソウ」のヨソウは「装う」からで、準備する、支度することに由来。身なりを飾る意になり、飲食物を整え、用意することから容器に入れる意味へ広がった。室町時代のことばを集めた『日葡辞書』にも記される。『平家物語』には「飯うづたかくよそひ」とある。また「ご馳走」の「馳走」はもとは走り回ること。準備に奔走し、客をもてなすことからおいしい食物の意に。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

のネタ雑学(41)
ツバメはなぜ去年の巣を覚えている?



前の巣を使うのは親ツバメ。その確率は50〜60%といわれている。ツバメは高いところから見た景色をちゃんと覚えているという。巣をつくるときに、枯れ草の切れ端や泥の固まりを何十回も運ぶから、巣の場所をしっかり覚えることができるのだろう。



渡りのときも、この記憶がしっかり役立つ。ツバメは体の中に、自分だけにわかる体内時計と呼ばれるものを持っていて、太陽や星座を見ては「この時刻に太陽がこの方角に見えるから、こちらが南」といった判断をしながら飛んでいる。やがて巣のある街に近づくと、去年の記憶が呼び起こされて、前に使っていた巣にたどりつくというわけ。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

ただし、空が曇っているときは、方向が決められず群れがバラバラになってしまうことがあり、途中で力尽きててしまうのもいるというので、この程度の確率になるのだろう。なお、去年生まれた若いツバメは、新しい巣をつくる。家の軒下にツバメが巣をつくったら、来年も帰ってくることを信じて、そのままにしておくのがよい…と、天を仰いで思うこと。
★前回はここ(←クリック)


 




フォトヴィレッジにて更に多くのブログを読むことができます。
http://www.rrbphotovillage.jp

このブログのURL
http://www.rrbphotovillage.jp/modules/rrbblog/details.php?blog_id=544