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時時刻刻

投稿日時 2008-1-23 0:04:35
執筆者 rrb
じこくこく…時間を追うごとに次々と。時と共に、刻一刻と。絶えずに。
◇ちょっと予備知識 → 物事が連続して起こる場合にもいう。「刻刻」は「こっこく」とも読む。「剋剋」とも書く。

札宮(きんさつぐう) vol.1
伏見には、いくつもの名水がある。金札宮にかつてあった名水「白菊井」には、平安京ができる以前の物語が伝えられている。



金札宮の縁起によると750(天平勝宝2)年に大きな流れ星が降る異変があり、孝謙天皇は深く憂慮していた。そのころ、伏見の久米の里に、白菊を育てている翁(おきな)が住んでいた。



里の人が名前をたずねたところ「われは太玉命(ふとだまのみこと)」と名乗り、「豊かな秋を喜び、白菊をめでてきた。干天で稲が枯れるときには、白菊の露を注ごう」といって手に持った白菊を打ち振るい、たちまちに清水がわき出た。



この話を聞いた天皇が、金札白菊大明神の直筆の書を里人に与え、社殿が造られたという。



太玉命は天照大神の岩戸幽居の際、太玉串をもって祈願した神で「邪悪な心をお払いして新しい心に清めてくれ、霊泉とも結びついている神だ」という。



金札から大金をイメージする人もいるらしいが、むしろ金銭欲を洗い清めてくれる神ということだ…今京都。(続く)


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