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半可通

投稿日時 2009-4-10 0:00:00
執筆者 rrb
んかつう…よく知らないのにいかにも事情に通じているかのように振る舞うこと。知ったかぶり。
◇ちょっと予備知識 → 類義語に半可(はんか)・生半可(なまはんか)・一知半解(いっちはんかい)がある。

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のネタ雑学(28)
バナナにはなぜ種がない?  (エキサイト 2008年2月28日掲載)



スイカ、ブドウ、ミカンと、人間は次々に種のない果物をつくってきた。バナナもそのひとつ。現在、世界中で食べられているバナナの多くは、種のある野生のムサ・アクミナタを種なしに改良したものだという。種のない果物のほうが人々に好まれ、商品価値も高い。こうなれば楽なほうを好む人間を象徴しているような話だ。



今では当たり前に食べているミカンも、もともと種の多いものだったが、何百年もかけて種の殆どできないものを作り上げ、そればかり栽培し続けてきた賜物だという。種ばかりではなく、より甘く、より安く、いつでも食べられるものを目指して、果物を改良し続けてきた。安全な改良なら受け入れられるが、少し前にあった期限などの表示の改ざんは困ったものだ。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

自然栽培の時代では、お店に並ぶ果物や野菜の種類などで季節がわかり「旬」が感じられた。食材=季語という考え方も成り立っていただろう。でも季節感がなくなり、昔ながらの味が忘れられていくのではないかと、心配もする。本来の季節にその姿を見せられ、これが本当の季節の食べ物だといわれても信じることができなくなるのではないか。目の前の食べ物を見て、すっかりと疑心暗鬼になってしまう時代が来るかもしれない…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
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