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天王山

投稿日時 2009-3-27 0:00:00
執筆者 rrb
んのうざん…勝敗の決め手となる重要な場面、分かれ目。
◇ちょっと予備知識 → 京都の天王山で羽柴秀吉と明智光秀とが天下分け目の戦いをしたことから。
                類義語に危急存亡(ききゅうそんぼう)がある。

変わらず寒い日が続いている。この寒波が通り過ぎるのはいつ? 京都市内の山間部でも雪がちらついたそうだ。風邪など引かないように注意しないとあかんね。

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のネタ雑学(22)
紙は木からつくるのになぜ「糸」偏か?  (旧フォトヴィレッジ 2007年5月16日掲載)



紙は今から1900年ほどまえに中国で発明された。それまでにも紙に似たものが使われていた。それが絹の布。絹の布はその頃から着物の材料として貴重なものであったが、筆で字が書けるので紙の役割もしていた。絹はカイコが作ったマユから撮った糸でつくるのはご存知のとおり。その手触りはとても滑らか。



「紙」という字の「糸」は生糸をより合わせてねじっている形からきているもので、糸偏の右にある「氏」は「滑らか」という意味。つまり「紙」という字は「絹糸で作った滑らかな糸」ということを表している。紀元前2400年、古代エジプトでは、パピルスという湿地に生える草の茎から紙に似たものを作っていた。また中世ヨーロッパでは羊の皮をなめした羊皮かみが広くしようされていた。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

今では、木を砕いて細い繊維にときほぐしたもの、つまりパルプからつくられている。「糸」には「細いもの」という意味もあるので、今の紙にも、この字をそのまま当てはめてもいいことになる。漢字にも色々あるのだなぁ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
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