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三顧之礼

投稿日時 2008-1-18 9:08:09
執筆者 rrb
んこのれい…礼儀を尽くして優れた人材を招くこと。特に目下の優秀な人物を手厚く迎えること。
◇ちょっと予備知識 → 中国の三国時代に、蜀の劉備が諸葛亮孔明を3度も訪ねて軍師に迎えたという故事より。
                「顧」は訪ねる、の意。
                類義語に三徴七辟(さんちょうしちへき)・草廬三顧(そうろさんこ)がある。

川のユリカモメ vol.1
先日、新聞に「鴨川流域 ユリカモメ最少」という見出しの記事が掲載されていた。



今年の鴨川流域のユリカモメの飛来数は971羽ということだ。この数字は、昨年比340羽減で、1996(平成8)年からの調査以来、最少の数値であるという。



これは京都の気温が上り、飛来するには暖かすぎるということなのか…と、いうことで今回は鴨川のユリカモメを取り上げる。



冬の鴨川にユリカモメはよく似合う。最近はあまり見れないけれど、雪化粧をした北山を背景に白いユリカモメが舞っている姿などは絶景に値すると思う。



また、冬枯れの河原で寒さに肩をすくめていても渡り鳥たちの小気味いい動きにつられて少しだけ心が温まるような気もする。


「あっ! パンだ!」


(ナイスキャッチ!)

日がなエサ探しにいそしんだユリカモメたちは、夕方になると、どこからともなく仲間の群れが鴨川上空に集まってきて、いっせいに天に吸い込まれるように舞い上がる。この光景を「鳥柱(とりばしら)」というらしい。



鳥柱は大文字山より高く上昇し、ねぐらとなる琵琶湖に一気に降下する。琵琶湖畔で待っていると、はじめは白い点のような群れが急に大群になって人々を驚かせるという。



この鴨川のユリカモメが、突然、群れをなして飛来してきたのは1974(昭和49)年1月のこと。



白い来訪者たちに、京都の人はびっくりしたという。それから毎年冬に必ず飛来し、今ではすっかりと鴨川の冬の風物詩となった。



30年ほど前は一万羽を数えていたユリカモメの飛来が年々減少し、今年はついに1000羽を割った。そもそも30年ほど前、どうして鴨川にやってきたのかということはいまだに謎だという…今京都。(続く)


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