フォトヴィレッジ

巧遅拙速

投稿日時 2008-1-13 10:09:02
執筆者 rrb
うちせっそく…巧みで遅いより、下手でも速いほうがよいということ。
◇ちょっと予備知識 → もともと兵法の語で、「戦争は作戦が稚拙でも早くかって終わらせること。
                作戦が巧みで戦いを長く続けた例はない」ということから。
                「巧遅は拙速に如かず」の略。

宮神社(ののみやじんじゃ)  伊勢斎宮・源氏物語旧跡 vol.1
京都嵐山にある野宮神社。ここは以前に取り上げた竹林の小径(←クリック)にある。竹林の小径と同じように写真サイトXPでお世話になっている方(←クリック)とのお約束。だけど、プレッシャーも…。さらに、リアルタイムの写真じゃなくてごめんなさい。



さて、野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれる)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところ。



嵯峨野の清らかな場所を選んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されている。



野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初とされている。



斎王制度は後醍醐天皇の時に南北朝の戦乱で廃絶。その後は神社として存続し、勅祭が執行されていましたが、時代の混乱の中で衰退していった。



そのため後奈良天皇、中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され当社の保護に努められ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがあった。



野宮大黒天のそばにある神石「お亀石」をなでながらお祈りすると、 1年以内に願い事が成就すると言われている。



黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名なこの神社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れている。縁結びの神様、子宝安産の神様としても全国から崇敬を集めている…今京都。(続く)


メント投稿に対するお願い
日頃よりrrbのブログ−フォトヴレッジ−をご愛顧いただきありがとうございます。
コメント投稿は、機械的なコメント投稿の攻撃に対処するために、ユーザー登録されている方に限定しています。
ご面倒ですがユーザー登録をしていただきますようお願いいたします。
ログイン後に日々の記事のタイトル(四字熟語)をクリックしていただき、下の方にスクロールするとコメント投稿画面がでてきます。「投稿する」をクリックし、下の方にスクロールするとコメント入力枠が出てきます。コメント入力後にその下にある「送信」をクリックしてください。これで投稿完了です。
コメント投稿後は「Logout」をクリックしてログアウトしてください。
ご面倒ですが、よろしくお願いします。

 




フォトヴィレッジにて更に多くのブログを読むことができます。
http://www.rrbphotovillage.jp

このブログのURL
http://www.rrbphotovillage.jp/modules/rrbblog/details.php?blog_id=43