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無理無体
投稿日時 2008-1-8 0:05:19
執筆者 rrb
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むりむたい…物事を強引に進めること。相手のことを考えず、自分の都合だけを押し通すこと。 ◇ちょっと予備知識 → 「無体」は道理に合わないことや、無理なこと。「ご無体な」などと使う。 類義語に無理往生(むりおうじょう)・無理難題(むりなんだい)・ 無理無法(むりむほう)がある。
誓文払い vol.1 お正月のひとつの風物詩に初売りやバーゲンがある。京都には「誓文払い」という言葉がある。今回はこの「誓文払い」のお話。

「誓文払い」とはバーゲンセールのことである。誓文払いの日には、年に一度だけ思いっきり大安売りをする。まったくもってバーゲン。昔の人は、この「誓文払い」のことを「セーモンバライ」と呼んでいた。

「セーモンバライ」と「バーゲンセール」、なんとなく似ているような…。バーゲンセールはそのままの英語である。辞書を引くとバーゲン(bargain)は名詞で「買い物、安い買い物、掘り出し物、見切り品」とある。ちなみに広辞苑にバーゲンセールは「廉売。見切品販売」として載っている。

それも1960(昭和35)年版には既に載っていたというのだから意外。思ったより早い時代から外来語として使われていたことになる。「セーモンバライ」と「バーゲンセール」、そこに因果関係はないのだろうか。

「誓文払い」は江戸時代、京都に発祥した言葉。そもそも「誓文」とは「神かけて誓う文言」。誓文状といえば「誓約の旨を記した文書」をいう。

そして「誓文払い」といえば「旧暦10月20日に、京都の商人が八坂神社の境外末社(けいがいまつしゃ)の冠者殿社(かんじゃでんしゃ)に参拝し、商売上の駆け引きで客をだました罪を祓い、神罰を免れるために祈る行事」であった。

この日、商店では思い切り安値で商品を売る」ことなのであるが…今京都。(続く)
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