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先憂後楽

投稿日時 2008-10-3 0:00:00
執筆者 rrb
んゆうこうらく…人の上に立つ者は、常に人々より先に立って心配し、楽しむときには人々のあとで楽しむべき、という戒め。また、先に苦労しておくと、あとで楽ができるという意味でも使う。
◇ちょっと予備知識 → もとは政治家の心得とされたことば。
                類義語に先難後獲(せんなんこうかく)がある。

豊神社(おおとよじんじゃ) vol.2  vol.1はここ
「大国社」は大国主命(おおくにのぬしのみこと)を祀るが、その大国主命とネズミの関係は、神話の世界のこととなる。



旅の途上で大国主命は須勢理比売命(すせりひめのみこと)に見初められる。ところが須勢理比売命の父である素戔嗚尊(すさのおのみこと)は娘を心配してか、大国主命に対して無理難題をふっかける。



何か、今の時代にでも転がっていそうなお話だが、その無理難題はだっだ広い野原に鏑矢(かぶらや)を射込んで、「今、撃ち放った鏑矢を拾ってこい!」というものだったという。



大国主命が野原に分け入ると、さらに素戔嗚尊は野原に火を放つ。逃げ場を失った大国主命は絶体絶命かと思いきや、その時、一匹のネズミがほら穴の在処を知らせ、また鏑矢をくわえたネズミも表れたという。





神話の無理難題はまだ続くが、このあたりは別の機会に譲るとして、この神話の世界に大国主命とネズミとの関係が見てとれる…今京都。(続く)


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