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京都三大松

投稿日時 2021-12-9 0:00:00
執筆者 rrb
以前に セリフのとおり で触れた京都三大松。金閣寺の「陸舟の松」、善峯寺の「遊龍の松」、宝泉院の「五葉の松」がそれである。いずれも樹齢は600〜700年で京都市の天然記念物や国指定天然記念物に指定されている。

中でも善峯寺の「遊龍の松」は、主幹が横に這う姿が臥龍の遊ぶ様に見えることから、1857年に命名された。中心部から西と北にそれぞれ25mずつ、全長50mほどあったが、1994(平成6)年、松くい虫の被害を受け、北側で15mほど枯れ、その部分が切り詰められた。結果、現在は全長37mほどになっているという。いずれの松も一本物である。

600〜700年と聞いても平安遷都1200年の京都では短く感じてしまうのは無粋なことか。しかし、食べ物にしても道具にしても物にしても、何百年という年月が流れているのが京都の歴史であり文化である。100年くらい経ただけでは「老舗(しにせ)」の看板をあげさせてもらえないと京都ではいわれている。

目立つものに目を奪われて、その周りにあるものに気づかないことがないように、よ〜く周りも見る(観察する)ようにと、「陸舟の松」は教えてくれている。それは「ええ加減なシャッターの切りかたをするな」と諭されているようにも感じるのは私だけか…という今京都。












rrbは、カタログ撮りをしがちだよね。じっくりと撮ればいいのに…せっかちな性格?





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