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日本の文化

投稿日時 2018-9-6 0:00:00
執筆者 rrb
『刀と日本語』(調所一郎、里文出版)の序に次のようにある。
刀が武士の魂で、武士はいつも刀を二本差すものだとなったのは、戦乱の世が終わった江戸時代のことでしかない。(略)だが、刀と日本人の関係は古い。江戸時代以前の日本は多少の贅沢品はすべて輸入に頼らないといけない貧しい国だったが、刀剣は日本の手工業製品で唯一輸出品としての競争力があった。

刀言葉が気になったので、同書を購入した。武士社会ではなくなった現在も刀に由来する言葉が継承されていることから、刀がいかに大切に扱われていたかも想像がつく。「目抜き通り」「うっとり」「身からでたサビ」「抜き打ち」なども刀に由来する言葉だと同書は教えてくれる。言葉文化の奥深さに感心するばかりである。

言葉以外にも、意識を向ければ、もっともっと日本文化に由来するものがあるかもしれない。特にこの古くて狭い京都には…という今京都。

おっ、やっぱり本を買ったのね





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