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事が起これば

投稿日時 2018-6-28 0:00:00
執筆者 rrb
過日の大阪の地震で、ワイドショーがもっぱら取り上げている崩壊したブロック塀のこと。確かに尊い命が失われたことは悲しみが尽きないしお悔み申し上げる。画像を見る限り、鉄筋が十分でないことも建築に携わっている者の目にはあきらかだ。
気になるのは、このブロックがどういう経緯で積み上げられたのかということ。学校側の進んでの意向なのか、近隣住民の意向なのか。
「プールが騒がしいなんとかしろ」「子どもたちの水着姿がもろに見えるからなんとかしろ」とかいう声がなかったわけではなかろう。そして事件が起こらなければ誰も騒がない。
確かに手抜きと言われても仕方がない鉄筋量であるし、鉄筋が十分入っていたとしても支えのない自立形式だから強度は十分ではない。
誰の責任か…。発注者ではなく施行者にある。発注者は建築に詳しくない素人であることが多い。施行者はそれで飯を食っているプロである。私は施行者の謝罪を求めたい。

ちょっと過激な内容になってしまったが、このレンガ塀も事が起こったら問題視されるのだろうなぁ…という今京都。


《京都・北区》

自分の仕事にプライドをもちたいよね





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