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私の持論

投稿日時 2018-5-25 0:00:00
執筆者 rrb
5月12日の土曜日、祇園花見小路にあるライカ京都店に行っていた関係で、新聞・ニュースでも報道された火災現場に遭遇。カメラを持っていたが全く撮る気にはなれなかった。周りにいた、いわゆる野次馬と呼ばれる人々はスマホ片手に、警察・消防等による注意にもどこ吹く風状態。人だかりが消火活動や安全確保に影響を与えていないとは言い切れない現場を見た気もする。

気持ちは理解するが、他人様の不幸事を撮る気にはなれない私。報道という仕事であれば、みんなの安全を祈りながら一生懸命シャッターを切るだろうが、単なる居合わせた者としてはカメラを構える勇気すらない私。「居合わせた一般人提供による動画や写真」ということはできそうにない。

写真を撮ることが好きなことから、お友達からよく「カメラマンして」と言われるが、私は「カメラマンではない。写真家だ」と偉そうに言い返す。私には「写真家は撮りたいものを撮る。カメラマンは撮りたくないものでも撮らなくてはならない」という勝手な持論がある。だから私にはカメラマンは無理だと言い張っている。その勝手な言い分では火災現場の写真を撮らなかったのは私のポリシーと言い聞かせることもできるかな。

火・水・土・電気等が猛威を振るったら、人間の手におえるものではないことをマジマジと見せつけられた気がする。些細なことにも細心の注意を払い、自分が「火の元」になることがないように心がけたい…と、天を仰いで思うこと。

その現場にいたんやね





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