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面目躍如

投稿日時 2007-12-19 0:11:19
執筆者 rrb
んもくやくじょ…世間の評価にふさわしい活躍をすること。また人前でその人らしく生き生きと振る舞うこと。
◇ちょっと予備知識 → 「面目」は「めんぼく」とも読む。「躍如」は生き生きしていること。
                目の前に見えるようであること。
                類義語に名誉挽回(めいよばんかい)・面目一新(めんもくいっしん)がある。

国寺 宗旦狐(そうたんきつね) vol.2(最終回) vol.1はここ(←クリック)
そのエピソードとは…
ある日、店で油揚げを作っているところへネズミが落ちてきた。店の人はそのねずみを店の外に捨てたが、油のにおいに誘われ、夜になって宗旦狐がそのネズミを食べてしまう。すると、宗旦狐は神通力が効かなくなり、犬に追いかけられる。



狐は必死に逃げ回り、相国寺の藪の中に飛び込んだが、古井戸に落ちて死んでしまったという哀れなお話。そんな宗旦狐をしのび、寺の雲水たちが供養のために作った祠が宗旦稲荷だと伝わっている。



毎年2月と11月には初午(はつうま)祭と御火焚(おひたき)祭が営まれ、供えものとして子字屋の油揚げが並ぶ。エピソードに登場する豆腐屋は、子字屋が引き継ぐ前の店という。



しかし、宗旦狐の逸話は時代を超えて伝えられてきた。碁に夢中になって思わずしっぽが出ていたという話もある。様々な伝承が残っているのは、それほどかわいがられていたということか…。



子字屋は、1856(安政3)年の創業以来、相国寺周辺で場所を変えながら営業を続け、現在は上京区今出川通寺町東入ルで店を構えている。(残念ながら写真が撮れていない。ごめんなさい。)



宗旦稲荷には、参拝に訪れる近所の人たちの姿も見え、有名な狐だったということが伺える。この日、人の気配を全く感じなかったのだが、いつの間にか蝋燭に火が灯っていた。夏の日中の怪現象かな?まさかね…今京都。

節はずれの紅葉







12月ももう半ばを過ぎ紅葉というには遅いけれど、在庫があるのでアップしちゃおう…今京都。

ブサイト「rrbの天を仰いで思うこと…」(←クリック)で神戸ルミナリエを掲載しています。

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