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西陣空襲被爆地

投稿日時 2018-4-26 0:00:00
執筆者 rrb
1945(昭和20)年に5回の空襲を受けている京都。東山区馬町(東山空襲/1月16日)、右京区春日(3月19日)、右京区太秦(4月16日)、上京区京都御所(5月11日)、上京区出水(西陣空襲/6月26日)である。東山空襲では、死者41人、重軽傷56人、家屋破壊141戸であり、京都市内最大の空襲とされている西陣空襲では、死者50人、重傷66人である。他地域の空襲に比べると被害等は小さいかもしれないが、京都や奈良の古い文化財を守るため、アメリカはこれらの地域への爆撃を控えていたなかでの空爆である。その意味するものは大きい。

さて、この展示、一般家庭の玄関先であり、どうやら個人が中心になってやっているようである。戦争や自然災害等爪痕や記憶は、今後のために廃れさせてはいけない。人間は価値観という厄介な感情をもっている。そのため、大きい小さいにかかわらず必ず競い合いは発生する。しかし尊い命を犠牲にするのは非人道的であろう。今後は、そういう悲惨なことが発生しないことを願いたい。この世から争い事がなくなる日は来るのだろうか…という今京都。


《京都・西陣》

どんな命でも大切にしないとあかんよね





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