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郷に入っては

投稿日時 2018-4-2 0:00:00
執筆者 rrb
《郷に入っては郷に従え》について、『広辞苑』(第六版)には、「人は住んでいる土地の風俗・習慣に従うのが処世の法である」とある。住んでいなくても、それぞれの文化や作法を尊重するのが礼儀だろう。たとえば観光客の方でも訪問した地域のルールを守るのが当然ではないか。

では、写真の世界ではどうだろうか。被写体を大切にすることはいうまでもないが、周りにいるカメラを持った方々への配慮も必要である。その場に到着したとき、既に待機している人があればその人が優先だ。しかし、スマートフォンやSNSの普及で俄かに増えた写真を楽しむ人は、そのルールを守ってくれないことが多い。

きょう掲載の場所で、数カット撮るのに実に30分を要した。挙句の果て撮りたいものは撮れなかった。撮りたいから待っているのに、次から次へと我先にと入り込む。特に海外からの観光客の方は激しい。私の後に到着した年配の男性は「写真が身近になり写真を楽しむ人が増えたことは嬉しいけど周りへの配慮が…ね」と嘆いていた。

ガイドさんがつくようなツアーであればそのガイドさんが写真を撮るときのマナーなどをレクチャーして欲しい。ガイドブックにも掲載して欲しい。経済効果の上昇は喜ばしいが、無法になるのは喜ばしくない…という今京都。




《京都・北区》

ん〜…おっしゃるとおり。マナーというより配慮は大切だよね





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