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名残

投稿日時 2017-11-6 0:00:00
執筆者 rrb
今は倉庫や市の広報板が立つ上京区油小路通上立売。道路脇に片側だけある橋の欄干が目に入った。その高さ約50cm。眼下に川はなく、欄干のすぐ外側には倉庫が立っている。

この欄干は「川が流れていたころの名残」。かつて「小川(こかわ)」と呼ばれ、鴨川から水を引き、一条戻り橋で堀川に合流した。1963(昭和38)年に埋め立てられ、主な流路は小川通になった。

欄干の長さは約6mで、石と金属製。埋め立て工事の際、何らかの理由で撤去されなかったのだろう。かつてのせせらぎを想像しながら写真を撮る。かつてはホタルも飛び交っていたかもしれない。小川の調査を続ける団体もあると聞く。

かつて京都にはたくさんの川が流れていた。その名残を探しながら町撮りをするのも楽しいかも…という今京都。


《京都・上京区》

じっくり探せば他にもあるかも…だね





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