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大酒神社

投稿日時 2017-9-19 0:00:00
執筆者 rrb
大酒神社(おおさけじんじゃ)は、京都市右京区太秦にある神社。太秦映画村の近くだ。『延喜式』神名帳では「大酒神社 元名大辟神」とあることから、元の神名は「大辟神」であったことが知られる。
大酒神について、広隆寺の縁起である『広隆寺来由記』では秦の始皇帝の祖神とし、日本に渡来した功満王(秦始皇帝の後裔、秦氏遠祖)が勧請したとする。伝承自体の真偽は明らかでないが、伝承に見えるように古くから太秦一帯を開発した秦氏の氏神であったと推測され、史書に見える秦酒公(はたのさけのきみ)と大酒神を関連づける説もある。

一方近世の『雍州府志』では祭神を物部守屋とし、一説に秦河勝とする。また『都名所図会』では祭神を天照大神・八幡神・天満天神とし、別説に秦の始皇帝とする説や、秦河勝とする説を載せる。

これらとは別に近年の研究では、元の神名の「大辟(大避)」から、「災厄を避ける(遠ざける)」いわゆる道祖神とする説が挙げられている。この説では、『空華日工集』・『広隆寺縁起』において神体が石と記されることと、一般に石神の多くが猿田彦神(道祖神)とされることとが関連づけて指摘される。また、「オホサケ」を「大裂」の意とし、土木技術によって大地・川を裂き開拓を行なった秦氏をたたえる神格とする説もある。

古代の祭神の神格は不詳ではあるが、現在に継承されていることは間違いない…という今京都。






《京都・太秦》

ここから歩いて数分のところに映画村があるよね





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