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奇想天外

投稿日時 2008-3-15 0:05:57
執筆者 rrb
そうてんがい…ふつうでは思いもよらない奇抜なこと。
◇ちょっと予備知識 → 「奇想、天外より落つ」の略。「奇想」はふつうでは思いもしないような奇抜な考え。
                「天外」は天の外。また、遙か彼方の空。
                思いもよらない奇抜な案が天から降ってきたということから。
                類義語に斬新奇抜(ざんしんきばつ)がある。
                対義語は平平凡凡(へいへいぼんぼん)。

ことば vol.2 vol.1はここ(←クリック)
「京ことば」の音声の根本的特徴は、東京語より母音が長い点にある。



同じ長さの文章を話すときでも、談話のテンポが東京語より遅いために、時間が長くかかる。それは京都人の気質などにも基づくものであろう。



それらのことから、単音節語を長呼して、「じー(字)上手やけど、えー(絵)下手や」といい、また、「こーた」(買った)などのウ音便を多用するなど、長く引く音が多く、ゆったりとした感じを与える。



「京ことば」は全国的にみて優雅であり、美しいといわれる。



一般に、言語が美しいというのは何を指していうのか。言語の美を決定づける基準は必ずしも明らかではない。美的評価はややもすれば主観的になりやすいが、「京ことば」の優雅性のひとつはテンポが遅いことだといわれる。



一音節の名詞を長くして、木を「きー」、歯を「はー」というのもテンポに影響している。また、粗野な言葉を避けようとする細かな心づかいもあるといわれている。



たとえば「ぬくい」を使わないで「あたたかい」、「うまい」を使わないで「おいしい」ということなども「京ことば」の優雅性のひとつである。



この「京ことば」の優雅性について、もう少し分析してみる…今京都。(2008年3月18日へ続く)  ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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