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仁和寺の寺宝展
投稿日時 2011-10-13 0:00:00
執筆者 rrb
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仁和寺の寺宝展 仁和寺(にんなじ)は、光孝天皇の勅願により886(仁和2)年に着工され、光孝天皇没後、宇多天皇が888(仁和4)年に完成させた。宇多天皇は譲位後、この寺で出家、法務をおこなう僧坊が建てられて「御室(おむろ)」と称された。その後、親王の入寺が明治維新まだつづき、仁和寺は最高の門跡寺院として「御室仁和寺」と呼ばれたのである。 仁和寺は、国宝の孔雀明王像、高倉天皇宸翰消息、重要文化財の愛染明王坐像、仁清作の色絵瓔珞文花生など、中世から近世の書跡、絵画、彫刻、陶磁器など多くの寺宝を所蔵しており、それらを、春は4月1日から、秋は10月1日から50日間、霊宝館で毎回展示を変えながら一般公開している。

京都に住んでいながら、ましてや仁和寺は自転車でも行ける距離にいながら寺社仏閣を訪れることは少ない。以前に「嵐電の旅」と名づけ、徘徊したときも仁和寺は山門を撮っただけだった。もっとも、山門に設置されている仁王像が好きだから、それを撮って満足してしまったというのもある。のんびりと京都めぐりをいつかはしてみたい…という『きょうの京都』の今京都。
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