フォトヴィレッジ

Gitanes(ジタン)

投稿日時 2017-6-7 0:00:00
執筆者 rrb
♪ いつか忘れていった こんなジタンの空箱 ひねりすてるだけで あきらめきれるひと ♪

これは、庄野真代さんの『飛んでイスタンブール』の歌い出しの歌詞。「ジタンって何?」と、とても気になった。
ジタン(フランス語:Gitanes)とは、フランスで最も一般的であり、ゴロワーズと人気を二分する煙草のブランド。また、ジタンとは「スペインのジプシー女」を意味する。パッケージには扇を持ったジプシー女性のシルエットが描かれる。1947年にマックス・ポンティによってパッケージがデザインされ、踊り子が青い背景の中で紫煙を纏って踊る秀逸な絵柄は「ジタンブルー」として世界的に有名であり、煙草パッケージのデザインでは度々代表作として例に挙がるほど、とインターネットにはある。

また、ジタンはパッケージと煙草自体の形状、そして煙草の封入配置が特異であることが知られている。 まずパッケージはスライド式の二重箱デザインを採用し、縦に短く、横に長い。さらに、マールボロなどの典型的な1対1.62の黄金比形状ではなく、約1対1.4の白銀比の比率である。
次に煙草自体は、フィルター部分が異様に短い。従来は葉の部分が太かったが、2010年6月より、一般的な太さになっている。
最後に通常は6・7・7の3列で封入されている煙草であるが、ジタンは縦横が逆転しているが故に10本が2列になって封入されている。

このパッケージと煙草の形状、そして煙草の配置の故に、残りが少なくなるとパッケージの中で煙草が大きく動き、ポケットの中に煙草の葉が大量にこぼれる可能性が大きい。また、他のタバコと比べて灰皿の中でフィルターに引火しやすいため、吸った後の消火は念入りにする必要がある。

使われる葉は一般的な葉ではなく、発酵した黒い葉を使っているため、香りや味は葉巻に近いといわれる。 そのため、本人はともかく、周りの人の評価は賛否が別れる。煙は色が薄く、比較的少なめ、とのことだ。

そんなジタン、京都ではどこで扱ってる? 調べてみると、思わぬ近所で売られていた。さすが観光都市というところか…という今京都。


《京都・新町通》

ジタン…どんな香りがするのだろうね、気になるト





フォトヴィレッジにて更に多くのブログを読むことができます。
http://www.rrbphotovillage.jp

このブログのURL
http://www.rrbphotovillage.jp/modules/rrbblog/details.php?blog_id=1565