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京女

投稿日時 2017-2-23 0:00:00
執筆者 rrb
日本女性の理想とみなされた京都の女性。室町期の狂言「右流左止(うるさし)」に「京女のよさゝうなを、つれづれの酒相手に抱こうやと思うたれども、何かとして抱へなんだ」と、地方から京へ上がった男性が手近かに接しえた遊女を「京女」と呼んだのが初見。諺「東男に京女」の同類語の初見「東男に都の女郎」も遊女をさす。「京の遊女に長崎の衣装をさせ、江戸の張を持たせ、大坂の揚場であそびたい」と、江戸の粋人は京女郎を最高とした。明治21年の新聞にも「京女郎は他国人の賞美するところにして、東京・名古屋より注文多し」と報道しているという。京都が観光都市として脚光をあびる18世紀以降には旅行者が京女に注目した…という今京都。


《京都・釘抜地蔵》

本物の京女はこれくらいの年配の方かも…だね





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