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おみくじの順番

投稿日時 2017-1-23 0:00:00
執筆者 rrb
おみくじは取り扱う辞しによって、吉凶の種類や段階、順番は異なるというのが実態。その順番は、

大吉>吉>中吉>小吉>半吉>末吉>末小吉>平(平吉)>凶>小凶>中凶>末凶>大凶

というのもあれば、

大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>平(平吉)>凶>小凶>中凶>末凶>大凶

という順番もある。「大吉」の次が、「吉」という寺社もあれば、「中吉」という寺社もある。参拝した寺社に確認することが必要ということだ。
さて、京都伏見稲荷大社のおみくじは異例だ。京都伏見稲荷大社の種類と順番は次のようになる。

大大吉>大吉>向大吉>末大吉>吉凶未分末大吉>吉>中吉>小吉>後吉>末吉>吉凶不分末吉>吉凶相交末吉>吉凶相半>吉凶相央>小凶後吉>凶後吉>凶後大吉

ここまでくるともうわけがわからないし読み方も不明というのもある。引いた後、宮司さんとかに確認しなければわからない…という感じだね。ちなみにもう少し解説を加えると、次のようになる。

大大吉(だいだいきち)・・・願いが叶う最高の幸運吉。でも欲張るとNGとか。
大吉(だいきち)・・・大変良い運。
向大吉(むこうだいきち)・・・大吉に向かう良い運。
末大吉(すえだいきち)・・・いずれ良い運に。
吉凶未分末大吉(よしあし いまだわからず すえだいきち)・・・吉か凶かまだわからないが先では大吉。
吉凶不分末吉(きちきょう わかたず すえきち)・・・吉か凶かとわけられないがいずれは吉に。
吉凶相交末吉(きちきょう あいまじわり すえきち)・・・吉と凶が互いに交わっているがいずれは吉に。
吉凶相半(きちきょう あいなかばす)・・・吉と凶が半々。
吉凶相央(きちきょう あいなかばす)・・・基本的に「吉凶相半」と同じ意。
小凶後吉(しょうきょう のち きち)・・・多少の苦難があるがいずれは吉に。
凶後吉(きょう のち きち)・・・苦難が多いが心持ち次第でいずれは吉に。
凶後大吉(きょう のち だいきち)・・・凶だが、凶の山を越えたところで運が開け、いずれは大吉に。

ということだ。凶でもやがては「吉」に転じているところが素敵だ。ここのおみくじはある意味でレアものだ。どれを引いても価値があるように思う。そして「吉」に転じるので、最後は引いた者の気持ち次第か…という今京都。




《京都・安井神社 iPhoneで撮影》

おみくじは統一されているわけではない…というのが意外だね





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