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天罰覿面

投稿日時 2008-4-12 0:23:37
執筆者 rrb
んばつてきめん…何か悪いことをすると、たちどころに報いが訪れること。悪い行いには必ず報いがあるということ。
◇ちょっと予備知識 → 「天罰」は天の下す罰、または悪事に対して受ける罰。
                「覿面」は、たちどころに効果が表れること。
                類義語に天網恢恢(てんもうかいかい)・悪因悪果(あくいんあっか)がある。
                対義語は天網之漏(てんもうのろう)。

沢池の千手観音像



広沢池の西に浮かぶ小さな島に、ずんぐりした体形のユーモラスな千手観音像がたたずむ。



高さ約1.5m。



目をつぶり、正面には合掌する手と玉のようなものを持つ手、左右に計24の手がある。



由緒は池から200m南の遍照寺に伝わる。



同寺はもともと、池の西側一帯に境内があった。かんがい用ため池として平安時代に造られた広沢池には、同寺の重文・十一面観音像を安置した堂の建つ島があったが、江戸時代に消滅。



1893(明治26)年、現在の位置に島を再建するにあたり、仏様の不在に心を痛めた村人が、五智山蓮華寺(右京区)にまつっていた像を借り、安置したとされる。



遍照寺によると、作ったのは江戸時代の僧で、五智山蓮華寺に残る石仏群の作者と同一人物という。



また、石像はかなり流出しているようで、広沢池のものもその一つだといわれている。



石像は欠けてしまっている部分もあるが、そばにはきれいな花が飾られており、住民がよく世話をしているのが分かる。



「観音島」、愛情を込め地元の人はこの島をこう呼んでいる…今京都。

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