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冬報恩講
投稿日時 2011-12-11 0:00:00
執筆者 rrb
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冬報恩講 冬報恩講は、高野山に大伝法院をひらいて真言宗中興の祖となった覚鑁(興教大師)が入滅した1143(康治2)年12月12日の前日よりいとなまれる法要である。11日午前10時より真言宗の教義を論議する「出仕論議」、午後4時より尊勝陀羅尼経(そんしょうだらにきょう)を終夜唱える「陀羅尼会」、そして12日午前10時より「御法事」で、法華経の「如来寿量品(にょらいじゅりょうぼん)」が、智山派独特の節回しでとなえられる。 冬報恩講の間、冠木門から金堂、蜜厳堂にいたる参道の両側に提灯がさげられ、荘厳な空気をかもしだす。

寺社仏閣も年末年始の参拝準備だけでなく、お勤めという範疇でも忙しい月だ…という『きょうの京都』の今京都。
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