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大豊神社(おおとよじんじゃ)

投稿日時 2016-5-16 0:00:00
執筆者 rrb
大豊神社は、狛犬ならぬ狛ネズミがある小さな神社。この神社は、889年に宇多天皇の病気平癒の祈願のために創建された、古い歴史のあるお社。狛ネズミがつくられたのは、ずっと新しく1969(昭和44)年のこと。大国主命(おおくにぬしのみこと)が野火に囲まれ困っているとき、ネズミが洞穴に導いて命を救ったという『古事記』の記述に依っている。

全国にある約8万社の神社のうち、狛ネズミがあるのはここだけ。実際に行ってみると、大豊神社は東山の住宅地にある小さな神社で、狛ネズミ以外にとくに見所があるわけではない。それでも狛ネズミの愛らしい姿を見ると、満足するから不思議だ。

向かって右のネズミは雄で、学問を象徴する巻物を持っている。学業成就のご利益があるとされている。
向かって左のネズミは雌で、万物の根源である水玉を抱えている。あるいは、お神酒を抱えているとか、子宝をはぐくんでいるという説もある。また、無病息災のご利益があるとされている…という今京都。






《京都・左京区鹿ケ谷・大豊神社》

狛が話しかけてきそうな雰囲気だね





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