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お前

投稿日時 2016-4-21 0:00:00
執筆者 rrb
夫婦が「いつまでも、仲よく暮らしていきましょう」ということを、『お前百まで わしゃ九十九まで ともに白髪の生えるまで』という。これは、妻が、夫に対して、言った言葉である。夫の年齢が100才、妻の年齢が99才になるまで、末長く、仲よく暮らしたいという願いが、こめられている。

「お前」とは、妻が夫を呼ぶときに使う言葉。古くは、目上の人に対する尊敬語として使った。「百」は100才のこと。「わしゃ」は、「わし」のことで、「わたくし」を短くした言葉であり、この場合は妻自身を示す。「九十九」は99才。

さて、この言葉、てっきり男性が女性に発したものだと思っていた。思い込みはあかんということだ。調べて正しく理解しておきたい。

「お前さん」
「なんだい?」
「なんもないよ、お前さん」
「おかしな奴だなぁ」
そんな甘いやり取り…無縁だぁ〜!…ということで、どうも、おやかまっさんどした。


《京都・首途八幡宮(かどで はちまんぐう)界隈》

人って思い込みが激しいところがあるよね、正しく理解することは大切だね





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