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新学期/諸説あり

投稿日時 2016-4-19 0:00:00
執筆者 rrb
欧米などでは9月から新学期が始まるが、日本では4月から新学期が始まる。なぜ日本では4月からなのか…ざっくりと調べてみた。

4月を新学期とする制度が取り入れられたのは、1887(明治20)年、高等師範学校でのことだそうだ。理由は、当時の師範学校の学資は全額が給費されていたうえ、寄宿舎など財政補助によって成り立っているものが多かった。それが、前年の1886(明治19)年に国の予算会計年度が4月から翌年の3月という区切りに変更になった為、会計年度と新学期が同じほうが便利…という理にかなった話だ。

それもいいが、こんな理由はどうだろうか。ドンヨリとした日が続く冬が明け、華やかな春が訪れる。人々の心にはどこか晴れやかな気持ちが芽生え、「さぁ、これから勉強に頑張るぞ」「これから社会人として頑張る」とポジティブになりやすい。
一方で個人的には9月または10月始まりも賛成である。年度の区切りに長〜い夏休みを置く。夏休みが終わり、さぁ新年度の始まりだ…というのもいいのではないか。
会計年度がどうのこうのというより、こんな理由のほうが楽しいのでは…ということで、どうも、おやかまっさんどした。


《京都・安井神社》

調べると残念というか色気のない理由が多いよね





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