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ライカ アポ・ズミクロン f2.0/50mm というレンズ

投稿日時 2016-3-25 0:00:00
執筆者 rrb
去年の7月にレンジファインダーカメラ LEICA M-E を購入した。それ以降、町撮りに愛用している。レンズは、これまた無理して買った LEICA APO-SUMMICRON M(ライカ アポ・ズミクロンM) f2.0/50mm ASPH(フィルターサイズ・E39) である。はっきり言って、このレンズは化け物だ。まず、この写真。


これは50mmの画角そのままだ。リサイズをしている以外は何の加工もしていない。そしてこの写真。


同じくリサイズをしているが、先の写真をトリミングした以外は何もしていない。
これがこのレンズの写りということだ。驚きである。描写にこだわらず単にズームしたいだけとした場合、このレンズだけで十分だといえる。望遠レンズよりはしっかりと写るのではないだろうか。

以下は『LEICA STYLE MAGAZINE』に掲載されていた内容の引用だ。

このレンズはいろいろな意味でスペシャルな存在だ。(略)光学設計は凝りに凝った超贅沢なもので、アポクロマートレンズや非球面レンズ、そしてフローティング機構が盛り込まれている。(略)本来は中望遠レンズや大口径広角レンズなどに使われる設計手法を「50mmF2」という中庸なスペックのレンズに投入してしまうところが普通ではない。(略)妥協のない光学系を採用した効果はてきめんで、その描写は超シャープでどこまでも際限なく解像していくような写り方をする。

まさしくその通りだ。撮るのが好きなだけで、用語を駆使して文章を書く知識はないが、この写りがすべてを物語っていると思う。

不思議なことにLEICAで撮ると魅力的な写真が何枚も撮れてしまう。色の出方や被写体の立体感が、一眼レフカメラで撮ったものと違って見える。これは「ライカマジック」かもしれない。機材に負けない腕前になりたいものだ。アホほど借金をしてまで買った価値はあったのでは…と、天を仰いで思うこと。

このレンズ恐いね。望遠レンズっていらんやん…と思う





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