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隔靴掻痒

投稿日時 2008-4-1 0:15:43
執筆者 rrb
っかそうよう…物事が思い通りに行かず、はがゆくじれったいこと。もどかしくてやりきれないこと。
◇ちょっと予備知識 → 「棒をふるって月を打ち、靴を隔てて痒きを掻く」から。
                「隔靴」は「靴を隔てる」、つまり靴の上からという意。「かくか」とも読む。
                類義語に隔靴爬痒(かっかはよう)・悼棒打星(とうぼうだせい)・
                麻姑掻痒(まこそうよう)がある。

月、4月。なんか3月はあっという間に過ぎた感じがする。桜の花も咲き始めて、間もなく満開になりそう。

黒寺 vol.1



江戸時代、薩摩藩の祈祷所だった大黒寺。



寺田屋事件で襲われ、落命した有馬新七ら薩摩九烈士の墓の前に、古里・鹿児島の人たちから今も「薩摩義士」と慕われる家老平田靱負(ゆきえ)の墓がある。



1752(宝暦2)年、薩摩藩は九代将軍徳川家重から濃尾平野の木曽・長良・揖斐川の治水工事を命じられた。



背後には、強大な薩摩藩の力をそぐ幕府の狙いがあった。



刀ではなく、鍬を持って使役することに反対の声もあったが、平田は上意討ちよりも藩の安泰を考えつつ、濃尾地方の民衆を救う決心をする。



工事には薩摩藩から千人近くが出向いたという。



予想以上に難航したが、石や砂利を積んだ船を目的地で沈める工法などを駆使して土手を築き、3年半後に見事、完成させた。



しかし、その代償は大きかったという…今京都。(続く)

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