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嫉妬・羨望

投稿日時 2016-2-8 0:00:00
執筆者 rrb
人は生きていくうえで、つい誰かに嫉妬してしまうことや、羨望の気持ちを抱くことがある。嫉妬と羨望は、どちらも他人をうらやましく思い、他人と同じようにできない自分を否定的にみる気持ちのことだ。しかし、違いはある。嫉妬と羨望はどう違うのか?

嫉妬には、相手のマイナス面ばかり見て、「悔しい」「癪だ」という気持ちを憎悪にまで発展させる感情がある。羨望には、相手のプラス面もとらえて、「自分もそうなりたいなぁ」とうらやましく願う感情がある。もし、自分の中に誰かに対して「うらやましい」「悔しい」、あるいは「自分より劣っているくせに、自分より優遇されるなんて…」といった感情を抱いてしまったら、どうすればいいのだろうか。

まず、しなければならないことは、今抱いている気持ちをじっくり見つめることだ。次にそれが変えられることなのか、変えられないことなのかを見極める。たとえば、年齢を重ねることや天気や天災などは自分の力ではコントロールできない。しかし、年齢を重ねながらも健康的な生活を心がけ、若々しくいることはできる。天気や天災にそなえて準備することや、対策を考えておくことはできる。自分に降りかかる出来事を自分の力で変えられなくても、その出来事にどう取り組むのかは、自分の力で変えることができる。その出来事をどう感じるのかは自分の心ひとつで決められる。

自分の力では変えられないものを受け入れるという平静な心をもつこと。自分の力で変えられるものを「変えよう」とする勇気をもつこと。嫉妬や羨望の気持ちが湧いてきてたら、これらを大切にしなければならない、とアドラー心理学はのべている。

ここにも《事実を確認する》ことの重要性が基盤としてある…という神戸なう。


《神戸》

人間には感情があり、それが喜怒哀楽をつくる。だから人生は楽しいのだろうね





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