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橘中之楽

投稿日時 2008-3-25 0:07:03
執筆者 rrb
っちゅうのたのしみ…囲碁や将棋をする楽しみ。
◇ちょっと予備知識 → 昔、中国の人が庭の橘の木になっている大きな実を割ったところ、
                どの実にも二人の老人がいて、将棋を楽しんでいた、という故事から。
                類義語に橘中之仙(きっちゅうのせん)がある。

花宣言。昨日の24日に京都地方気象台が発表。3月に入って暖かな気候が続いたため、平年より1週間早い開花となったらしい。京都市で最も早く開花したのは2002年の3月18日で、24日は4番目の早さだって。いよいよ春だね。

ことば vol.8(最終回) vol.7はここ(←クリック)
「京ことば」特集もいよいよ最終回。というより、やっとという感じやね。
柔らかい響きの中にも、結構キッパリとした内容を含んでいることが多いとか、遠まわしにいうことが多いなど、その雰囲気は十分に理解していただいたのではないかと思う。
さて、最後の締めくくりを一気にしてしまおう。応答のことばとしては「へー」を「はい」の代わりに用いる。



「へーそーどす」「へーへー よろしオス」のように用いる。



「さよか」もそのひとつ。これは相槌を打つときに聞かれる。



「ああ、そう」という気持ちで「いや、ふーん」。



否定は「ううん」「なんえ」を前出しするが、「京ことば」では「へー」も否定の意味がある。



「へー そーどすけどな」「へー おーきに」も「はい、ありがとう」のほかに「ノーサンキュウ」の意味になることもある。



一人称代名詞は京都では「ワタシ」のほか「ウチ」「アテ」「ワテ」。二人称代名詞は「あんた」が多用され、「あんたはん」「あんたさん」「おうち」「おたく」となる。「あんさん」は商人用語。



などなど、「京ことば」について、ちょっと記載するつもりが、ぎょーさん書いてしもた。
えっ、内容が論文的でわかりにくいって!? そりゃ、かんにん。
ここまで なごーなる(長くなる)とは、ウチも思わんかったんえー…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。

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