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三拝九拝

投稿日時 2008-3-22 0:15:00
執筆者 rrb
んぱいきゅうはい…何度も繰り返しお辞儀をして敬意や謝意を表すこと。また、何度も頭を下げて人に頼みごとをすること。
◇ちょっと予備知識 → 相手への敬意を表す語として、手紙の末尾に記すこともある。
                類義語に三跪九叩(さんききゅうこう)・三跪九拝(さんききゅうはい)・
                平身低頭(へいしんていとう)がある。

ことば vol.7 vol.6はここ(←クリック)
卑語法を用いた表現は「行かはる」に対して「行きよる」「行きくさる」「行きやがる」。「書かはる」に対して「書きよる」「書きやがる」「書いてけつかる」のように、「よる」「くさる」「やがる」「けつかる」をつけることばである。



また否定表現も「京ことば」の特徴。



存在の動詞「ある」に対しては「あらへん」。「要る」に対して「いらへん」。「知る」に対して「しらへん」のように否定辞「へん」は「ない」や「ん」よりも穏やかな感じをもたらす。



さらに「へん」の転音「ひん」も使う。「起きる」にたいして「おきひん」。「できる」にたいして「できひん」。



「買わへん」は単に買わないこと、「買えへん」は買うことができないこととなる。ちなみに大阪の「買えへん」は単に買わないの意味である。



「京ことば」では、格助詞の「が」「を」「に」は日常会話では使わないこともある。



「朝、ご飯 食べてガッコ 行くのや」(朝、ご飯を食べて学校に行くのだ)。「雨降るさかい、傘、持っていきなはい」(雨が降るので、傘を持って行きなさい)。



また、間投助詞の「なー」の多用も注目のひとつ。「この子はなー、ほんまになー、ええ子どしてなー」のように会話に柔らかさと親しみをそえる役割を果たす…今京都。(2008年3月25日へ続く)  ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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