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率先垂範

投稿日時 2008-3-20 7:37:01
執筆者 rrb
っせんすいはん…人より先に実践して、周囲の見本となるように振る舞うこと。
◇ちょっと予備知識 → 「率先」は、人の先頭に立つこと。「卒先」と書くのは誤り。「垂範」は模範を示すこと。
                類義語に実践躬行(じっせんきゅうこう)・率先躬行(そっせんきゅうこう)・
                率先励行(そっせんれいこう)がある。

ことば vol.5 vol.4はここ(←クリック)
たとえば「待ってくれ」を「待ってて」というより「待っててや」と「や」を添えると柔らかくなるし、「行きなさい」を「いかはれ」「いきなはれ」というよりは「いきなはい」「いっときなはい」のほうが穏やか勧誘表現といえる。



友達どうしでいう「行きよし」は親密感をいだかせる。「早くしなさい」の命令表現についても、敬意度、親疎の程度によって、「はよはよ しー」「はよ おし」「はよ せんかい」「はよ しんかいな」「はよ おしやす」「はよ おしやしたら よろしおすのに」となる。



この場合「はよ おしやしたら よろしおすのに」が敬意が高い。



また、「京ことば」には、いわゆる接頭敬語の「オ」や接尾敬語の「サン」が多い。



「サン」には「京ことば」ではふたつの類がある。「明治サン」「皇后サン」のように御所ことばとして用いる最高敬語の「サン」と、町方で用いる「サン」とがある。



自然崇拝にもとづくものとして太陽を「オヒーサン」「ニチリンサン」、月を「オツキサン」「マンマンサン」のような天文関係の語をはじめ、愛宕山から吹く風を「アタゴサン」、比叡山から吹く風を「ヒエーサン」という。



赤ん坊を「ヤヤサン」といい、女中を「オナゴシサン」という類の「サン」付けは一般的用法である。



それが食物にまで及んでいる。「オ豆サン」「オ芋サン」「飴サン」のようにいうのは町方の普通の用法として多用されている。「お」をつけて美化した食物関係の語も京ことばには多い…今京都。(続く)  ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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