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光風霽月

投稿日時 2008-3-19 0:05:43
執筆者 rrb
うふうせいげつ…心が澄んでわだかまりがないこと。非常にさわやかなこと。
◇ちょっと予備知識 → 「光風」は、陽光の中を吹き渡るさわやかな風。
                「霽月」は雨上がりの晴れた空に出る明るい月。
                類義語に虚心坦懐(きょしんたんかい)・明鏡止水(めいきょうしすい)がある。

ことば vol.4 vol.3はここ(←クリック)
また、京都人は断定を避ける表現を好む。ご存知の「京のお茶漬けが」それである。



来客に対して「お茶漬けでも」とすすめるとき、実際には、早く帰って欲しいときの表現である。それをまともに受けて、お茶漬けをご馳走になれると考えてはならない。



早く辞去して欲しいという気持ちを察しなくてはならない。



人に物を頼んだとき、相手が「考えておきまっさ」といったとき、その意味は断りの表現であるということを理解しておく必要がある。



「考えておく」というのは、見込みのないニュアンスを含んでいる。



さらに「おうち えー着物きたはりますな、きれーどすな」といわれて素直に喜んではならない。きれいなのは着物であって、その人についていってるとは限らないのである。いわばイケズなのである。



「京ことば」の持つ魅力、微妙なニュアンスの表現は、とりわけ助詞や助動詞、感動詞などの選択によってかもしだされる語感でもある。



いわゆる小辞(助詞のヤなど)の使用は、「京ことば」の性格を特徴づけるものである…今京都。(続く)  ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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