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千本閻魔堂(引接寺・いんじょうじ)

投稿日時 2015-7-27 2:00:00
執筆者 rrb
「嘘をつくと閻魔さんに舌を抜かれるよ」とは、大人が子どもの嘘を咎めるときに使う言葉である。閻魔さん(閻魔法王)は冥界の王であり、死者の生前の罪を裁く存在として、古来人々に畏怖の念を抱かれ続けてきた。




ここは、閻魔法王を本尊として祀る寺院である。お堂は閻魔庁の法廷を模しているという。中央に閻魔庁の裁判長であり、この寺の本尊でもある閻魔法王が鎮座し、その右には裁きを受ける亡者の名前が記された「ゑんま帳」を手にした司命尊(しめいそん)像が、左には筆と木簡を持ち、それぞれの判決を書き記す役割をもった司録尊(しろくそん)像が祀られている。

閻魔法王の傍らには、生前の善悪の行為がすべて映し出されるという「浄玻璃(じょうはり)の鏡」があり、さながら本物の法廷のようである。もっとも、スズメさんは閻魔さんより「おばあさん」のほうが怖いかも(舌切りスズメ)…だね…という今京都。




※今の時期は20時30分くらいまで開いている。 以前 は日中に訪れたが、夜に訪問してみた。

僕たちは、おばあさんのほうが怖い!





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