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デジタルカメラ

投稿日時 2015-6-2 0:00:00
執筆者 rrb
初めて使ったデジタル一眼レフカメラはキヤノンEOS10Dだ。フィルムで撮る感覚が抜けず、バシャバシャとシャッターを押すことができなかった。おまけにRAWの意味が理解できずにJPEG撮り。レタッチはもちろんトリミングさえ、勝手に「邪道」と決め込んでいた頑固者(というより世間知らず!?)。

ある人の言葉でRAW撮りとトリミングなどに目覚める。「レタッチは悪いことではない。むしろデジタルの良さはそこにある。構図などをあまり気にせず瞬間を切りとることに専念できるのが良いと思わないか?」と。確かにそうだ。下の2枚を見比べるとわかる。

1枚目の画像はもとの画像で、2枚目はトリミング後の画像である。全く別の作品ができあがる。これを当初は邪道だと決め込んでいた。スズメさんの位置を中心より少し左よりにしているのは、スズメさんの首の角度を意識してのことである。

RAWで撮ることを覚え、未熟ではあるがレタッチ(特にトリミングは画期的だった)を覚えてから撮り方が変わった。「撮れた瞬間」ではなく、「撮った瞬間」に集中できるようになった。

トリミングや明るさを調整するなんてことは後で出来るが、動画や連写で撮るのではなくワンショット撮りをしているのでピント合わせとその瞬間は外せない。「後で調整すればよい…」とはいかない。ピントと瞬間の2つだが、予想以上に集中しなければならないので、数カットの撮影だとしても撮影後は死んだように疲れる。けれどスズメさん撮りがとても楽しくなったのは事実だ…と、天を仰いで思うこと。

【もとの画像】

【トリミング後】

ところでrrbのお師匠さんって誰?





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