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レンジファインダーカメラ
投稿日時 2015-5-11 0:00:00
執筆者 rrb
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町撮りにレンジファインダーカメラ(デジタル)を使っていることは以前に掲載した。使用機材は、EPSONのR−D1sだ。R−D1sは2006年に発売された。ライカのM8も2006年の発売。ライカは値段的に手が出ないので見送り、R−D1sを購入。その後、ご機嫌さんで使っていた。
 (和傘の舞妓さんが通るはずだったのに…) 最近、バッテリーの持ちがよくなくなったので、新品を購入しようと取り引きのあるカメラ屋さんに連絡。 「すいませ〜ん、これ2本手配しておいてくださ〜い。お願いしま〜す」と、営業の担当の方に、いつものように、目力も加えて発注。 「もう手に入りません・・・」と、数時間後、電話がかかってきた。
 (和服体験者たち) 「ん、どういうこと?」
詳しく聞くと、EPSONは、カメラから手を引き、カメラ自体も生産終了になっていて、バッテリーの在庫扱いも終わった」とのことだった。まったく油断していた。R−D1sの後継機が出でいたので、そこまでしかチェックしていなかった。 その間に撤退してしまうとは誰が予想する? 誰が想像する?
EPSONに直接聞いても「すみません」というばかり。この事実を知った時、(実際は立ち直ったが・・・)立ち直れないショックが全身を走る。ボディはともかく、「レンズ、どうすんの?」と。
結局、探しまくって、レンジファインダーカメラ(デジタル)が残っているのはライカだけ。 ライカに「M8用のバッテリーって手に入りますか?」とR−D1sと同年発売の機器でライカユーザーのふりをして聞くと、「大丈夫です。取り扱ってます」とのことだ。 正確には、M8はもう生産終了となっており、現在はMかM-Eらしい。この違いは、大きくは動画があるかどうかであり、M-EのバッテリーがM8にも使用可とのことだ。このあたりは、さすがライカというところだろう。
 (たどりついたのはここ) あの時、無理をしてでもM8を買っておけば・・・と後悔しても後の祭り。 それよりも、これからを考えよう。
「今京都」には、レンジファインダーカメラが似合う。 「今京都」には、ライカが似合う。 こんな言葉が、頭の中で響き続けている。
そんな話を使っての久々の…今京都。
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