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くちばしの色

投稿日時 2015-4-29 0:00:00
執筆者 rrb
『スズメ―つかず・はなれず・二千年』(三上修、岩波書店)に、「スズメのくちばしは、成鳥は黒であるが、巣の中のヒナのくちばしは黄色っぽい色をしている。巣立ったばかりの幼鳥のくちばしの根元にもそれが残っている」とある。

確かにそうだ。このことは写真を撮っていく中で気づいた。全身の羽もどことなく色が淡い。今日の掲載写真を見れば理解に容易である。(どうして黄色なのかは同本を参考にして欲しい。)

撮影していて気づいたことは他にもある。スズメ(に限らないが)は、くちばしをいつも掃除しているということだ。木の枝ににこすりつけたりして、そのしぐさは、人間が食べた後に爪楊枝でほじっているのと同じような印象をもつ。せわしないほとせシュッシュッとしている。それではますます黒くなるのではないか?…と、天を仰いで思うこと。

【参考:『スズメ―つかず・はなれず・二千年』(三上修、岩波書店)】


くちばしに黄色が残る幼鳥

   




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