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御身拭式
投稿日時 2011-12-25 0:00:00
執筆者 rrb
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御身拭式 僧侶や信徒であふれかえった知恩院御影堂に読経が流れるなか、金色の御厨子(おずし)の扉が開かれる。なかに安置されている宗祖法然坐像に息がかからないように白い布で口をおおった僧侶四人によって慎重に坐像が式台へうつされると、参集した人たちはいっせいに手をあわせる。門主が香をたきしめた羽二重の布で、法然像を頭、顔、そして胸をていねいに拭っていく。 宗祖像の1年のホコリを拭い、この1年の感謝と新しい年が幸多いことを祈る御身拭式(おみぬぐいしき)は、慶安年間(1648〜52)より約350年間、法然の12月の月命日にいとなまれている。

皆さんにとって良いクリスマスとなることを願って、メリークリスマス!…という『きょうの京都』の今京都。
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