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今京都 かんころ 2009/08/23 12:00 am

んころ
松かさ。「昔はカンコロ拾うてきて、たき付けにしたな」 燃料用に松かさを火中に入れると、カンコロと音を出す。京都市周辺でチンチロ・チンチリ・チンチラチン・チロリン・チンチクリ・カンチリなどというのも擬声語。洛北でいうマツノボンボン・ノボンボンのボンボンは果実のモモと同系の語。松ぼっくりの「ぼっくり」は「ふぐり(陰嚢)」から。洛北の岩倉でマツグリと呼ぶのは、クリの連想であろう。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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蔵物語(274)




 

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今京都 きずない 2009/08/22 12:00 am

ずない
「えらい気(きー)使うてもろて、キズツナイことどす」「いつもええもんいただくばっかりで、キズツノーおす」 すまないの意。ズツナシは、なすべき方法がない、困った、苦しい、せつないの意。「気がズツナイ」とも。ズツナイのズツはツクと同系。ツクは人間の背骨で、直立するもの。人間の気力、勇気など男らしい好ましさをズクといった。ズクナシは気持ちが苦しいことで、ズクナイからズツナイとなった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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ずめのお宿 (旧フォトヴィレッジ 2007年8月29日掲載)
伏見稲荷大社)の近くのお店では、スズメのくし焼きが名物として売られている。スズメさんを被写体テーマにしているのでちょっとショッキング。当然、買って食べることはできない。



ところが、意外なことをお店の方に聞いた。この地域に、かつて「すずめのお宿」と呼ばれた家があったという。「すずめのお宿」といわれた家は、伏見稲荷大社前から伏見街道を約500m南へ行った辺りにあったらしい。早速、出向いてみる。



地元には「小学生の頃、先生から学校の近くにスズメが集まる家があると教わった」という方もいるとか。1933(昭和8)年に地元住民がまとめた「深草誌」には深草名所の一つとして「すずめのお宿」の短い説明があるという。



その説明には、「今より200年前程以前より多くの雀が座敷と云(い)わず臺(だい)所迄、巣を造り喧(やかま)しく囀(さえず)る様は全く童話の世界その侭(まま)であり、深草の名に負ふ名所と云はねばならぬ」とあり、それに続く七つの句が当時の様子を伝えているという。



その句の一つは、「ふくべ吊(つ)る亭主に馴染(なじ)む雀哉」。「ふくべ」とはヒョウタンのことで、昔話の「舌切りすずめ」のように心優しい主を慕いスズメが集う様子が目に浮かぶ。スズメのひなをヘビから守るため、穴を開けたヒョウタンを針金でつるしていたらスズメが集まった。ヒョウタンの数は何百とあり、軒先にずらーっと吊るされていたという。



しかし、スズメが来ていたのは戦前までで、食糧難で餌もなくなって、来なくなったという。さらに元禄時代に建てられた「お宿」は約30年前に建て替えられ今はない。心和む話は地域の記憶からも消えかけており、最近は地元の人々の会話にも出てこないという。現地もご覧のとおり「すずめのお宿」の「す」の字も出てきそうに無い。歴史都市京都が時の流れで風化していく姿をここでも見ることになったような気がする。緩やかな時間の流れを表すかのように、近くを疎水が優しく流れているのが印象的だった…今京都。


 

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天を仰いで思うこと おみや 2009/08/21 12:00 am

みや
「どうぞオミヤ出して、楽にしとくれやす」 足のこと。老人層が使う。足をオミアシと御所ことばで用いるが、オミヤはその省略に基づく。御所では自分の足はスソという。幼児語でアイヤである。御所ことばでオミヤは土産物のこともいう。「おみやげ」の略である。江戸時代の宮廷日記には「奈良のおみや」「江戸おみや」のように記され、『静寛院宮(皇女和宮)御側日記』にも「おみやもの」と見える。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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を仰いで思うこと



楽しいはずの修学旅行は、悲しみと寂しさに耐えるだけだった。修学旅行先の東京ディズニーランドで撮った写真には、彼女だけがぽつんと写っている。近畿南部の中学校。いじめは小学校から続いていた。彼女の家庭の経済状態はそれほど悪くないが、親はパチンコにお金をつぎ込み、お風呂は「もったいない」と水を10cmほど張って週1回だけ。髪もくしゃくしゃで、体臭も取れない。「きしょい」「臭い」とのけ者にされる。だが、学校側が家庭訪問するなどして「清潔にしてあげて」と親を説得した事実はない。教師は、学校にあれこれ文句を言う保護者の顔色ばかりうかがっている。旅行を控え、彼女が入る班が決まらなかった。クラブ活動では地区大会で優勝するほどの力がある。担任は部員ばかりの班に無理に入れたが、誰も一緒に写真に納まってくれない。遊園地の乗り物も1人。浅草は担任と歩いた。



「行かんかったらよかった」。いじめられても泣かず、いつもにこにこしていた彼女が旅行の後、保健室で大声で泣いた。それでもクラスの誰も彼女に近づかない。彼女は登校できなくなった。親は今もいじめを意に介せず、事なかれ主義の学校は登校を促すだけ。地域のつながりは薄く、近所に助けてくれる人はいない。彼女が苦しみを打ち明けた学校関係者は「せめてクラスに何人か、かばってくれる正義感の強い子がいれば…」とつぶやいた。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

これは、今年の6月に新聞に掲載されたもの。この記事に心が痛むのは誰しも同じだろう。行き場のない怒りさえ覚える。この記事の背景にある家庭、学校に対して「何かおかしい」と感じる方もいるだろう。件数は多くないが、これも現実なのだ。解決方法は難しいが、社会には、こういう現実もあるということを知らされた記事だ。自分の学校時代を思い返すと、とても楽しいものだった。「いじめ」などは感じたことはない。それが当り前だと思っていたが、この記事を読んで、自分は幸せ者だったのかもしれないと考えるようになった。世の中にはまだまだ不条理なことがあるのだ…と、天を仰いで思うこと。


 

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今京都 めっそうな 2009/08/20 12:00 am

っそうな
どういたしまして。とんでもない。「おうちのぼん、よう勉強できはるさかい、うらやましいわ」と言われて、「メッソウナ、音楽が好きなだけで、あとはとんとあきまへんのや」と答える。メッソウモナイも「法外な」「あり得ない」の意味で使う。「メッソモナイ、こんな立派なもんいただいて、どないしょ」 滅相は仏教用語で、ものごとが消滅するさま。「とんでもない」は「途でもない」から。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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蜘蛛塚 (旧フォトヴィレッジ 2007年7月18日掲載)
菅原道真の怨霊を鎮めるために創建されたという北野天満宮。その二の鳥居の西側にある東向観音寺の中に柵に囲われた一角に小さなほこらがある。その中には、石灯籠の火をともす所に当たる「火袋」に見えるこけむした石が収められている。それが妖怪「土蜘蛛(つちぐも)」にまつわる石だという。





土蜘蛛は能の演目にもなっており、役者がクモの糸を次々と投げる場面はよく知られている。平家物語などによると、大江山の鬼退治で有名な源頼光が原因不明の病に侵され、床に伏せっていると、怪僧が枕元に立ってクモの糸を投げつけて襲いかかってきた。頼光が名刀「膝切(ひざきり)」で切りつけると、怪僧は傷を負って消えてしまう。騒ぎに気づいて駆けつける家来たち。あたりには血痕が残る。頼光と家来たちが館から西北の方角に点々と続く血の跡をたどっていくと大きな石のところで途絶えていた。その石をのけると、クモの精が現れて糸を吹きかけ襲い掛かり、激闘のあげく頼光らが討ち取ったという。





もともと土蜘蛛が逃げ込んだ大きな石は頼光の館があったといわれる堀川一条周辺から西に約1kmの七本松一条、清和院西側にあったとされている。今では商業施設や住宅地の広がる地域だが、江戸時代中期の拾遺都名所図会には桃畑の中に描かれた巨大な石が「蜘蛛塚」と紹介されている。東向観音寺の「土蜘蛛塚」と命名された石は、明治時代に開発で「蜘蛛塚」が取り壊されたときの遺物。大石はなくなってしまったが塚を壊したときに石灯籠などが掘り起こされ、発掘した人が自宅の庭に飾ると、その家業は傾き家を売却。



つづいてその石灯籠を手に入れた人の家もつぶれ、土蜘蛛ののろいと恐れられ、1924年、残っていた石灯籠の火袋部分が同寺に移された。土蜘蛛は、能や歌舞伎で演じると必ず雨が降るといわれるほど霊力の強い妖怪とされ、今でも時折、同寺に能や歌舞伎の役者がお参りに訪れるという。なぜこの寺に移されたか記録は残っていないということだが、「怨霊を鎮める北野天満宮の境内にあることから奉納されたのではないか」といわれている。タタリや怨霊を恐れ供養することを大切にしていた日本人の風習が現代にも息づいているといえるね。





この東向観音寺は、洛陽三十三所観音霊場の第31番札所。本尊の十一面観世音菩薩像は菅原道真作という秘仏で次回の開帳は2027年。また境内には、子どもを抱いた姿の珍しい白衣観世音菩薩像を安置する白衣観音堂もあり子授けや安産祈願で有名。もともと蜘蛛塚があったという七本松一条周辺には、同霊場第33番札所の清和院が残るのみだという…今京都。


 

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天を仰いで思うこと あつおす 2009/08/19 12:00 am

つおす
「暑いです」の意味。オスは「朝から頭痛オス」「ほんまになさけのオスな」のように使う。存在動詞「在る」の丁寧語。オスの否定はオヘン。「そこに何もオヘン」と。「お店は京の老舗やソーニオスな」のように「ソーニ」に続けてもいう。オマスともいうが、オマスは大阪で言い、オスは京都で多く使う。オマスは「御座す」からで、江戸時代に京阪の花街で使用し、町家に広まった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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を仰いで思うこと
蝉時雨に思うこと



7月のある日、「今起きたぁ〜、蝉がうるさい」というメールを受けとった。メールの受信時間は10時55分。「何時まで寝てる?」という感情もそこそこに、改めて耳を澄ませば蝉が鳴いている。蝉の鳴き声から連想する言葉に「蝉時雨」がある。広辞苑によると、「蝉時雨」とは、『蝉が多く鳴きたてるさまを、時雨の音にたとえていう語』とある。「時雨の音」が気になった。で、「時雨」を調べると、『「過ぐる」から出た語で、通り雨の意』とあり、『秋の末から冬の初め頃に、降ったり止んだりする雨』とある。



んっ!? 調べたいのはそういうことではない。「時雨」から想像できる「音」とはどんなものだろう? 「シトシト」なのか、「ザーザー」なのか、「ポツポツ」なのか。どんな雨音と結びつくのだろう? イマイチ、ピントこない。さらに調べてみると、「時雨」には、『しきりに続くもののたとえ』という意味があり、例として「蝉時雨」とある。つまり、「蝉時雨」の「時雨」は、擬音イメージではなく、「続くさま」という意味で使用されているということだ。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

だったら、最初の『蝉が多く鳴きたてるさまを、時雨の音にたとえていう語』とは、『蝉が多く鳴きたてるさまを、時雨のように降り続くさまにたとえていう語』としたほうがいいのではないか! といいたくなるが、まぁ、我慢しよう。いずれにしても、日本語の使い方は奥が深い。それにしても、蝉の鳴き声に気づかせ、大きくいえば、季節の移り変わりを気づかせるメールだった…と、天を仰いで思うこと。


 

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