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おやかまっさん てんやわんや 2010/01/20 12:00 am

んやわんや
いい加減なことをいうこと。勝手に騒ぐこと。「テンヤワンヤの大騒ぎや」 テンヤは、「手手(てんで)に」の意味。「手に手に」の転。「各自の手に」の意味が、めいめいに、思い思いにの意味になった。テンヤは「わいわい」騒ぐさまの形容。テンデニヤ・ワイワイといううちにインヤワンヤとなった。テンテコマイはたいそう忙しく、うろたえ騒ぐことをいう。テンテコは太鼓の音から。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

蔵物語(291)と羅漢



何かとバタバタした状態。



この掲載が精一杯…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 

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今京都 さいはらい 2010/01/19 12:00 am

いはらい
はたき。塵払い。「サイハライで掃除したもんや」 サイは「裂き」から。はたきは布や紙を裂いて作るのでいう。掃除をするとき障子の桟(さん)のゴミを取るのに用いた。電気掃除機の普及によって、しだいに使用されなくなった。『日本国語大辞典』は『北辺随筆』(1816)を引用して「今俗、さいはらひといひて絹・紙などをさきて、小竹にゆひつけ、塵を払ふ具とす」とある。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

原牛乳
京都市内を散策していると、牛乳箱に「松原牛乳」という文字を見ることが多い。明治でも森永でもなく、何故「松原牛乳」なのか気になったので、その謎を探ってみた。



「ボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ大志を抱け)」と、クラーク博士が札幌農学校を開いたのは、1876(明治9)年のこと。これよりも早く、京都市内に西洋風の牧場があったという。いちめん白いダッチ・クローバにおおわれた牧場に、羊や牛がのんびり草をはむ光景が広がっていたとのこと。ちょっぴり信じがたいこのお話、牧場があったのは真実なのである。



舞台は1872(明治5)年。当時の知事は勧業政策のひとつとして、日本のさきがけとなる京都牧場をつくった。場所は、荒神橋を渡った鴨川の東岸、吉田下阿達町から聖護院川原町の旧練兵場敷地に設置。もとは聖護院領で、聖護院の森が広がっていた。現在は京大病院が広い敷地をもつあたりである。米国から牛や羊を買い入れて、ドイツ人ションソンやアメリカ人農牧師ウィードを招聘し、近代的牧畜の振興をはかった。牛乳の効能をPRしながら、しぼりたての牛乳を一合五銭で販売し、バター、練乳、粉乳の製造を手がけた。また羊の毛を刈り取って、希望者に販売もしたという。



やがて、牛や豚の飼育が進みはじめると、1876(明治9)年には京都府船井郡須知村蒲生野に分場を開設。クラーク博士の札幌農学校と時を同じくして、ウィード教授による京都府農牧学校が誕生した。北の大地ばかりではない、京都の「黒ぼく(農耕に適した腐植土質の土地)の大地」にも大志を抱いた青年が各地から集まってきた。授業はアメリカの教科書、農具を用いて、すべて英語で行われたという。



しかし、ウィード教授の任期満了とともに、この農牧学校はわずか3年で、1879(明治12)年に廃校なり、続いて市内、鴨川東岸の牧畜場も1880(明治13)年、民間に払い下げられてしまった。当時の関係者は、同志社英学校を創設した新島襄(にいじまじょう)を介し、札幌より帰米したクラーク博士に依頼して、ウィード教授の後任を求め存続をはかろうとしたものの、実現を見ずに終わったのだという。



京都府農牧学校は、駒場農学校(現・東京大学農学部)、札幌農学校(現・北海道大学農学部)とともに、日本三大農業教育発祥の地であっただけに、もしその後も存在していれば、大学にもなりえた学校であった。その跡を示す記念碑はいま、京都府立須知高校正門前手前、左側の小さな池畔に「黒ぼくの大地を拓いた人々」という碑文が刻まれて建っている。



鴨川の東岸では、京大東南アジア研究センターの前庭に「明治天皇行幸所牧畜場跡」(明治10年2月1日)の碑がある。かつて「おらんだ・げんげ」と呼ばれて、この一帯に白い花を咲かせたダッチ・クローバは、わが国で初めて輸入され、植えられたものだ。荒神橋から丸太町橋あたり、鴨川の東岸河原でクローバを探してみよう。もしみつかったら、それは明治の香りを伝える「おらんだ・げんげ」の子孫かも知れない。



この牧畜場から京都市内・五条通以南の牛乳配達人を命じられたのが松原栄太郎。のちに御所御用達の「京の牛乳」として知られた松原牛乳の発祥であった。こうして京都の牛乳箱には「松原牛乳」という文字が増えることになる。明治でも森永でもなく「松原牛乳」が多いのはこういうことであった…今京都。 ※本文と写真は関係ないのであしからず。


 

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おやかまっさん でんち 2010/01/18 12:00 am

んち
袖無し半纏(はんてん)。「大寒小寒(おおさぶこさぶ) 猿のデンチ借って着よ」 猿回しのように猿は袖無し羽織を着ている。殿中羽織の略。デンチューをデンチと訛った。江戸時代には京の子どもの着る袖無し羽織をデンチというようになった。ジンベ、チャンチャンコとも。ジンベは甚兵衛羽織の略か。近世風俗を記した喜田川守貞『守貞漫稿』には陣羽織からとある。陣兵(兵士)が着用した羽織からとも。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

生の町の悲劇



「また学生標的 大学苦慮」という見出しの新聞記事が目に入った。内容は、インターネット上の仮想都市構想を利用したねずみ講で、仮想都市のオーナーになれば広告収入が得られるなどの甘い誘惑に乗った大半は、大学生を含む若い世代だったということだ。京都では4年前にも学生が標的になったねずみ講事件が摘発されている。学生が犠牲になる背景には、「楽して儲ける」という安易な風潮があり、大学は被害防止に苦慮しているとのことだ。また、高等学校の3年生や大学の1年生を対象とした「消費者教育」が課題となってくるだろうとされている。京都は大学の町、悪巧みをするものにとっては、格好の餌食がたくさんいるということか。そうならば、学生の町の悲劇でもある。



100年に1度という不況がなかったとしても、誰しも楽をして金儲けをしたいものである。しかし、考えてみれば、そんなことができるならば、この世の中誰も苦労しないはずだ。ところが現実には、苦労しているのが世の中だ。それが通常だと理解できれば、こういう甘い話に乗ってしまうことはないだろう。騙したほうが悪いのはもちろんであるが、騙されるほうにも問題がある。このねずみ講を企てた者は、一時的には楽して儲けたかも知れないが、警察に摘発され儲け以上の損をする結果となる。大学や高等学校がいくら力を入れて防止対策に乗り出したとしても、標的とされる側にしっかりとした意識がないとイタチごっこであろう。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

それにしても高等学校や大学において、こういった教育までしなければならないことに疑問を感じると同時に日本社会の将来を危惧する。こういう教育は学校や大学だけの問題でなく、家庭教育の問題でもあろう。このまま今の方向に向かっていった場合、自分が老いた時に、この日本はどんな状況になっているのだろう、と考えると背筋が寒くなる。「ちょっと神経質になりすぎだ」と楽観視できる状況ではないと思う。気をつけよう、甘い言葉と暗い道…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 

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おやかまっさん ずるずるべったり 2010/01/17 12:00 am

るずるべったり
結末のつかないままになっているさま。「ズルズルベッタリご亭主に収まにはった」 江戸時代には、ある条件が整えば、あとはするすると思いどおりに物事が進行するさまを言った。それから長引いて無為にその状態が続くの意味が濃厚になった。スルスルは滞りなく物事が進行するさまであるが、ズルズルは、きまらないで引き伸ばすさまをいう。ベッタリは密着して張り付いているさまの形容。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

蔵物語(290)と



何度もお伝えしているように、京都のお地蔵さんが個人の敷地に設置されている。公園などの公共の敷地に設置されているのは少ない。自らの土地を提供し、町内でお世話する。それが会社であっても同じだ。今の言葉で表現するならば、「ボランティア」ということになるのだろうが、決して押し付けはない。当番制もない。気づいた人がお世話する。向こう三軒両隣、ご近所づきあいのルーツかもしれない。





今年の寒波に期待すれども、白い綿帽子を被った羅漢さんが撮れない。京都市の中心部では雪が降っていない。地球温暖化の影響なのだろうか。今後は、白い絨毯に白い帽子、そんな羅漢さんに出会いないようになってしまうのだろうか…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 

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今京都 ろくしか 2010/01/16 12:00 am

くしか
ろくに。まともに。「この仕事ロクシカできひんくせして」 ロクは陸で真っすぐ平らなこと。陸地のように水平で、歪みなく正しいこと。ロクシカのシカは「わずかに、それだけの」 ロクスッポは物事が不十分なさま。スッポは「推量」からか。「寸法」からか。「ロクスッポこんな仕事もやれへんのに偉そうなこと言うな」のように打ち消しの語を伴う。ロクニ、ロクロクとも。「禄」は当て字。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

が男性、黒が女性
京都には「食べ初め膳」という特別のお膳があったり、お雑煮のお椀もお椀の蓋が椀の中にすっぽり入ってしまうような独特のものがある。蓋をすることの主たる役目は、ちりやほこりが中に入らないようにいるためであることはいうまでもないが、京都ではお椀に蓋をしない。本来、お正月には、「お正月様」という神様をお迎えしているから、そのお部屋は神聖であり、ちりやほこり等があるはずがない。だからお椀に蓋は必要ない。一見、蓋に見えるものは蓋ではなく、取り皿なのである。



お椀の色には黒と赤があるため、黒いものが男性用で赤いものが女性用と、一般的には思われる。しかし、京都ではそれが逆になる。内朱(うちしゅ)といって内が赤く外が黒いものが女性用で、惣朱(そうしゅ)といって内も外も赤いものが男性用。古墳などから出土した土器には、よく赤い色が塗られているという。赤い色を塗ることによって、つくりだされただけのただの器に魂を吹き込み、その器を生あるものとして大切に扱ってきた。赤い色は、もちろん人間の血液を表現したものだ。



それでは、なぜ女性のものが黒なのかということだが、赤い色を塗って魂を吹き込んだあと、黒色、すなわち水を表現した色を外側に塗り、より神聖に清めたのだとか、黒色を女性とした陰陽道の思想からきているのだとか、何度も何度も塗り重ねていくうちに黒くなったのだとか、様々な説があるが、残念ながらまだはっきりとしたことはわからない。また、これら儀式用のお膳には、足高(あしだか)というものがあり、女性が使用する。男性のものは足が低くなっている。というのは、男性の場合はあぐらを組んで食事をするが、女性の場合し正座(立てひざ座り)をするのでお膳の足が高くなっている。



食べ初めもお正月も、食する時には必ず柳箸(やなぎばし)を使用し、塗箸(ぬりばし)を使うことはない。
また、後世、これらお椀やお膳に定紋(じょうもん)を入れるようになった。男性のものは金か黒色で、女性のものは銀で入れる。ひとつのものにこれほどこだわり、使い分けをしているのは、おそらく京都だけではないだろうか。たかがお椀、しかし、これもやはりひとつの文化であり、こういったものが平安時代から1200年もの長きにわたって今日まで伝わってきたということに、なぜか感動を覚えるという京都の文化のお話…今京都。 ※写真と本文は関係ないのであしからず。


 

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