rrbのブログ - 2010/03/05のエントリ
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おやかまっさん すかんたこ 2010/03/05 12:00 am
すかんたこ
嫌いだ。「あの人いやらしいし、スカンタコ」 好かぬ人のことも。スカンは「好かぬ」。タコ(蛸)を添えて。蛸のように醜いと不快感を示した。スカンタラシイは、嫌な・好ましくない。「そんなスカンタラシイ言い方せんでもええのに」 スカンを形容詞化し、タを添えて強調し、ラシイを加えた。同様に、「憎い」からニクタラシイを作った。眠いをネムタイ、煙いをケムタイという。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
緊急自動車
毎日のように耳にする「ピーポーピーポー」という救急車のサイレンの音。以前に、消防署の前を通りかかったとき、小さいお子が「カッコイイ」といっていた。お子を連れた年配の女性(おそらくお孫さんを連れたお祖母さん)は、お子に向かって「カッコイイね。たくさん消防車や救急車が並んでいるねぇ。ここに赤いのや白いのが、全部並んでいるということは、平和ということだよ。走っているのを見て、カッコイイと言っちゃダメよ…」と話かけていた光景を今でも覚えている。確かにそうだ。消防署や警察署に全ての車が並んでいる状態は平和な証拠でもあり、走っている場合は、何かが起こっているということである。このお祖母さんの言葉がとても印象的だった。

そういえば、随分以前に沖縄に行ったときに、米軍のジェット機を見かけた行楽の若者がついつい「カッコイイ」といったのを受け、現地のおばあさんが「あんたらにとってはカッコイイかもしれんが、わしらにとってはいい思い出はない。毎日毎日この音にどれだけビクビクしていることか…」と話しているのも覚えている。今はどうであれ、過去の思いも理解し、言葉を発しなければならないこともあるという勉強をした気分だった。
そんな中、先日の夜、自転車で10分くらい走っている間にサイレンを鳴らして走っている3台の救急車をみた。別の日の朝には同じくサイレンを鳴らして走っている2台の救急車をみた。戦争のない平和を願うのは当り前であるが、できれば消防車や救急車、パトカーなどの緊急自動車が走らない平和が欲しいものだ。しかし、今もどこかで「ピーポーピポー」と走っているのだろうなぁと思うと、ちょっと胸が痛む思いがする…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。

嫌いだ。「あの人いやらしいし、スカンタコ」 好かぬ人のことも。スカンは「好かぬ」。タコ(蛸)を添えて。蛸のように醜いと不快感を示した。スカンタラシイは、嫌な・好ましくない。「そんなスカンタラシイ言い方せんでもええのに」 スカンを形容詞化し、タを添えて強調し、ラシイを加えた。同様に、「憎い」からニクタラシイを作った。眠いをネムタイ、煙いをケムタイという。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
緊急自動車
毎日のように耳にする「ピーポーピーポー」という救急車のサイレンの音。以前に、消防署の前を通りかかったとき、小さいお子が「カッコイイ」といっていた。お子を連れた年配の女性(おそらくお孫さんを連れたお祖母さん)は、お子に向かって「カッコイイね。たくさん消防車や救急車が並んでいるねぇ。ここに赤いのや白いのが、全部並んでいるということは、平和ということだよ。走っているのを見て、カッコイイと言っちゃダメよ…」と話かけていた光景を今でも覚えている。確かにそうだ。消防署や警察署に全ての車が並んでいる状態は平和な証拠でもあり、走っている場合は、何かが起こっているということである。このお祖母さんの言葉がとても印象的だった。

そういえば、随分以前に沖縄に行ったときに、米軍のジェット機を見かけた行楽の若者がついつい「カッコイイ」といったのを受け、現地のおばあさんが「あんたらにとってはカッコイイかもしれんが、わしらにとってはいい思い出はない。毎日毎日この音にどれだけビクビクしていることか…」と話しているのも覚えている。今はどうであれ、過去の思いも理解し、言葉を発しなければならないこともあるという勉強をした気分だった。
そんな中、先日の夜、自転車で10分くらい走っている間にサイレンを鳴らして走っている3台の救急車をみた。別の日の朝には同じくサイレンを鳴らして走っている2台の救急車をみた。戦争のない平和を願うのは当り前であるが、できれば消防車や救急車、パトカーなどの緊急自動車が走らない平和が欲しいものだ。しかし、今もどこかで「ピーポーピポー」と走っているのだろうなぁと思うと、ちょっと胸が痛む思いがする…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。

