rrbのブログ - 2010/03のエントリ
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今京都 かんてき 2010/03/11 12:00 am
かんてき
七輪。焜炉(こんろ)。「昔はカンテキで火を起こした」 江戸時代の『守貞漫稿』には「かんてきは、癇癖(かんしゃく)の訛歟(なまりか)。此炉忽ちに炭を火とす故に癇癖と云うなり」とある。江戸時代の宝暦・寛政のころ煎茶が流行し、中国から「間適」の銘のある風炉が渡来したのが起こりともいう。すぐに怒る人、癇癪を起こす人、腹を立てる人のことにもいう。七輪はもと「七厘」と書き、七厘ほど安い値段の炭で間に合うの意。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
将門塚
にぎやかな四条通から新釜座町に入ると、昔ながらの風情を残す一角がある…という書き出して掲載した神田神宮。神田神宮は、「史蹟神田神宮」と書かれ、「天慶年間平将門ノ首ヲ晒(さら)シタ所也(なり)」と説明されている。また、伝説によれば、将門の首は生きたように目を見開き、歯ぎしりをしたという。さらに、ある夜、突然、首が笑いだし、白い光を放ちながら、自らの胴体を求めて、東の方向へ飛び去ったと言い伝えられる。その後、天変地異が相次ぎ、将門の霊を鎮めようと、各地に首塚が築かれる。最も有名な塚が東京都千代田区大手町のオフィス街にあるという。
この時に思いは東へ。いつか訪れたいと思っていたが、先日、たまたま仕事で行った先が東京都千代田区大手町。信号を渡ろうと待っていると、眼に飛び込んできたのが、『将門塚70m』という看板。「ンっ…これは…!」とちょっと寄り道。あいにくカメラを持っていなかったが、今は携帯電話のカメラがあるのでデジカメモードでパチリ。
この将門塚、正直、思っていたより明るい場所にあったのでびっくり。大都会のビルの合間に大切に祀られている。その様は、まるで怒りに触れないようにしているようだ。いずれにしても、京都・東京を結ぶひとつの記事が完成したと思う…今京都。
七輪。焜炉(こんろ)。「昔はカンテキで火を起こした」 江戸時代の『守貞漫稿』には「かんてきは、癇癖(かんしゃく)の訛歟(なまりか)。此炉忽ちに炭を火とす故に癇癖と云うなり」とある。江戸時代の宝暦・寛政のころ煎茶が流行し、中国から「間適」の銘のある風炉が渡来したのが起こりともいう。すぐに怒る人、癇癪を起こす人、腹を立てる人のことにもいう。七輪はもと「七厘」と書き、七厘ほど安い値段の炭で間に合うの意。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
将門塚
にぎやかな四条通から新釜座町に入ると、昔ながらの風情を残す一角がある…という書き出して掲載した神田神宮。神田神宮は、「史蹟神田神宮」と書かれ、「天慶年間平将門ノ首ヲ晒(さら)シタ所也(なり)」と説明されている。また、伝説によれば、将門の首は生きたように目を見開き、歯ぎしりをしたという。さらに、ある夜、突然、首が笑いだし、白い光を放ちながら、自らの胴体を求めて、東の方向へ飛び去ったと言い伝えられる。その後、天変地異が相次ぎ、将門の霊を鎮めようと、各地に首塚が築かれる。最も有名な塚が東京都千代田区大手町のオフィス街にあるという。
この時に思いは東へ。いつか訪れたいと思っていたが、先日、たまたま仕事で行った先が東京都千代田区大手町。信号を渡ろうと待っていると、眼に飛び込んできたのが、『将門塚70m』という看板。「ンっ…これは…!」とちょっと寄り道。あいにくカメラを持っていなかったが、今は携帯電話のカメラがあるのでデジカメモードでパチリ。
この将門塚、正直、思っていたより明るい場所にあったのでびっくり。大都会のビルの合間に大切に祀られている。その様は、まるで怒りに触れないようにしているようだ。いずれにしても、京都・東京を結ぶひとつの記事が完成したと思う…今京都。
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天を仰いで思うこと なんにもおへんけど 2010/03/10 12:00 am
なんにもおへんけど
直接の意味は「何もありませんが」。食事を客にすすめるときの慣用句。謙遜してへりくだっていうのが京ことばの特徴で、贈り物をするとき「あらあらしいもんどすが」などという。「ほんまにアラアラシイモンドスガ どうぞおひとつおあがりやしとくれやす」 あらあらしいはもとは粗野で繊細さがないこと。アラクタイは荒っぽい。「そんなアラクタイ積み方して砕けるよ」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
鉄人28号
確かにでっかい。想像以上にでっかい。神戸市長田区のJR新長田駅に昨年秋完成した「鉄人28号」を見上げた。大地に踏ん張り、こぶしを突き出す姿は、嬉しい時は「やったな!」、悲しい時には「元気出せ!」。そんな声が聞こえてきそうな雰囲気だ。近くにいたおじさんが「元気のない時はここへ来る、元気のある時もここへ来る」と言っていたが、その気持ち、なんとなく理解できる。
原作者の故横山光輝さんは神戸市出身。古里を焦土にしたB29爆撃機の強烈な記憶から着想し、22歳の時、雑誌「少年」に、鉄人28号を描いた。この鉄人、登場時は「破壊王」だったが、人気に応えて、金田正太郎少年が操る正義のロボットになっていったという。4年ほど前、鉄人誕生50年を知った新長田駅南の商店主らは、「これだと思った」という。がれきから立ち上がる姿がいい、原作者も身近な存在だ。そうして「KOBE鉄人プロジェクト」が発進した。
阪神大震災で長田区は約7割が被災した。人情自慢の商店街も多くが倒壊、焼失した。時間とともに、復興は進み、新しい再開発ビルに店と人は収まり、長田は整然ときれいになった。
しかし、買う人と商う人が混然とにぎわった下町の熱気が戻らない。賃貸料に悩み廃業する店も多く、得意客だった地場産業の職人も減ったということだ。
「鉄人を起爆剤に」と商店主らは、地域の説得や1億円近い寄付集めに歩いた。完成から3カ月めに100万人が訪れた。スタンプラリー、そばめし地図など見物客を商店街に呼び込む努力が今も続いている。震災から15年たった今、行政支援は年々減り、「これからが復興本番や」と商店主らはいう。「鉄人〜」と正太郎少年さながらに駆け寄る子どもたちもいた。平成の時代に新たに始まった鉄人とこの町の二人三脚を京都からも応援したい…と、天を仰いで思うこと。
直接の意味は「何もありませんが」。食事を客にすすめるときの慣用句。謙遜してへりくだっていうのが京ことばの特徴で、贈り物をするとき「あらあらしいもんどすが」などという。「ほんまにアラアラシイモンドスガ どうぞおひとつおあがりやしとくれやす」 あらあらしいはもとは粗野で繊細さがないこと。アラクタイは荒っぽい。「そんなアラクタイ積み方して砕けるよ」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
鉄人28号
確かにでっかい。想像以上にでっかい。神戸市長田区のJR新長田駅に昨年秋完成した「鉄人28号」を見上げた。大地に踏ん張り、こぶしを突き出す姿は、嬉しい時は「やったな!」、悲しい時には「元気出せ!」。そんな声が聞こえてきそうな雰囲気だ。近くにいたおじさんが「元気のない時はここへ来る、元気のある時もここへ来る」と言っていたが、その気持ち、なんとなく理解できる。
原作者の故横山光輝さんは神戸市出身。古里を焦土にしたB29爆撃機の強烈な記憶から着想し、22歳の時、雑誌「少年」に、鉄人28号を描いた。この鉄人、登場時は「破壊王」だったが、人気に応えて、金田正太郎少年が操る正義のロボットになっていったという。4年ほど前、鉄人誕生50年を知った新長田駅南の商店主らは、「これだと思った」という。がれきから立ち上がる姿がいい、原作者も身近な存在だ。そうして「KOBE鉄人プロジェクト」が発進した。
阪神大震災で長田区は約7割が被災した。人情自慢の商店街も多くが倒壊、焼失した。時間とともに、復興は進み、新しい再開発ビルに店と人は収まり、長田は整然ときれいになった。
しかし、買う人と商う人が混然とにぎわった下町の熱気が戻らない。賃貸料に悩み廃業する店も多く、得意客だった地場産業の職人も減ったということだ。
「鉄人を起爆剤に」と商店主らは、地域の説得や1億円近い寄付集めに歩いた。完成から3カ月めに100万人が訪れた。スタンプラリー、そばめし地図など見物客を商店街に呼び込む努力が今も続いている。震災から15年たった今、行政支援は年々減り、「これからが復興本番や」と商店主らはいう。「鉄人〜」と正太郎少年さながらに駆け寄る子どもたちもいた。平成の時代に新たに始まった鉄人とこの町の二人三脚を京都からも応援したい…と、天を仰いで思うこと。
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天を仰いで思うこと ひがいそな 2010/03/09 12:00 am
ひがいそな
体が貧弱な。体が細くて弱々しい。「ヒガイソナ子どすさかい、あんじょう遊んだげてや」 ヒガイショーナとも。痩せた人をヒガイスと言ったことからか。江戸時代から使用。琵琶湖のヒガイ(ヒガイス)という魚は形が痩せて骨っぽいことから名付けたという。貧相な子をシガンダという。「なんぼ悲しいから言うて、シガンダみたいな顔せんとき」「しがむ(くちゃくちゃ噛む)」に基づく。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
いち写真ファンとして
現在の京都府南丹市の旧国鉄山陰線などで26年前、通信ケーブルが切断される列車妨害事件が発生した。沿線の駅に「電化反対同盟のものだ。列車に爆弾を仕掛けた」との電話もあり、関係者の間に緊張が走る。約1カ月後に逮捕されたのはテロリストではなく鉄道ファンの医大生ら3人。動機は「シャッターチャンスを逃して腹が立った」という。また、線路にコンクリートのU字溝を置いた別件については「救援車を撮影したかった」と供述したという。
それから26年、こんな非常識なことはなくなったかのように思えたが、そうでもなかった。ら先月(2月)、草津市のJR東海道線などで、お座敷列車を撮影するファンが線路敷地内に入り、列車の運行を妨げた事件があった。後続などにも影響し、新聞に大きく取り上げられていた。
何より、危険極まりない。JRが被害届を出し、警察は捜査を始めた。新幹線500系や阪急京都線6300系の引退運行もあり、担当者は対策に頭を抱える。鉄道ファン、いわゆる「鉄ちゃん」は形式や装置を研究する「車両鉄」、切符やスタンプを集める「収集鉄」、未乗車区間を踏破する「乗り鉄」などに分類されるそうだ。“暴走”“脱線”を繰り返すのは列車を撮影する「撮り鉄」のごく一部だという。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
マナーを守らず、同じ「撮り鉄」など「鉄ちゃん」の怒りも買い、別の写真ファンからも怒りを買っていると聞く。細分化された集団にいては、視野が狭くなるのはありがちだ。だからこそ、少し離れて、周囲を見渡す配慮が欲しい。一説によると、「ルールを諭す取扱説明書のようなものも要るのではないか」と囁かれている。つまり、「撮り鉄」には、「取(とり)説」というわけだ。この皮肉、「うまい!」と、もろ手を挙げて喜ぶことができない。撮る被写体は違っても、手にカメラを持っている同じ写真仲間。写真ファンとしては、なんとも遺憾な事件だ。カメラを手にしている人は、マナーを守る人といわれるようにしたいものだ…と、天を仰いで思うこと。
体が貧弱な。体が細くて弱々しい。「ヒガイソナ子どすさかい、あんじょう遊んだげてや」 ヒガイショーナとも。痩せた人をヒガイスと言ったことからか。江戸時代から使用。琵琶湖のヒガイ(ヒガイス)という魚は形が痩せて骨っぽいことから名付けたという。貧相な子をシガンダという。「なんぼ悲しいから言うて、シガンダみたいな顔せんとき」「しがむ(くちゃくちゃ噛む)」に基づく。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
いち写真ファンとして
現在の京都府南丹市の旧国鉄山陰線などで26年前、通信ケーブルが切断される列車妨害事件が発生した。沿線の駅に「電化反対同盟のものだ。列車に爆弾を仕掛けた」との電話もあり、関係者の間に緊張が走る。約1カ月後に逮捕されたのはテロリストではなく鉄道ファンの医大生ら3人。動機は「シャッターチャンスを逃して腹が立った」という。また、線路にコンクリートのU字溝を置いた別件については「救援車を撮影したかった」と供述したという。
それから26年、こんな非常識なことはなくなったかのように思えたが、そうでもなかった。ら先月(2月)、草津市のJR東海道線などで、お座敷列車を撮影するファンが線路敷地内に入り、列車の運行を妨げた事件があった。後続などにも影響し、新聞に大きく取り上げられていた。
何より、危険極まりない。JRが被害届を出し、警察は捜査を始めた。新幹線500系や阪急京都線6300系の引退運行もあり、担当者は対策に頭を抱える。鉄道ファン、いわゆる「鉄ちゃん」は形式や装置を研究する「車両鉄」、切符やスタンプを集める「収集鉄」、未乗車区間を踏破する「乗り鉄」などに分類されるそうだ。“暴走”“脱線”を繰り返すのは列車を撮影する「撮り鉄」のごく一部だという。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
マナーを守らず、同じ「撮り鉄」など「鉄ちゃん」の怒りも買い、別の写真ファンからも怒りを買っていると聞く。細分化された集団にいては、視野が狭くなるのはありがちだ。だからこそ、少し離れて、周囲を見渡す配慮が欲しい。一説によると、「ルールを諭す取扱説明書のようなものも要るのではないか」と囁かれている。つまり、「撮り鉄」には、「取(とり)説」というわけだ。この皮肉、「うまい!」と、もろ手を挙げて喜ぶことができない。撮る被写体は違っても、手にカメラを持っている同じ写真仲間。写真ファンとしては、なんとも遺憾な事件だ。カメラを手にしている人は、マナーを守る人といわれるようにしたいものだ…と、天を仰いで思うこと。
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天を仰いで思うこと なんしか 2010/03/08 12:00 am
なんしか
とにかく。「ナンシカこれだけしかあらへんのやさかい、あんじょう分けなはい」「ナンシカ京都の冬は寒いことどすわ」「何しか」から。シは強意の助詞。ナンシ、ナンセとも。「何しろ」「何にせよ」の意。「ナンシ(セ)急なことやったしなあ」「何」をナンと発音して、ナンカスネン(何を言うか)、ナンカシテカツケンネン(何をほざくか)。ナンカスは「何をぬかす」。ケツカルは罵倒表現。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
いち航空ファンとして
1960年代に「夢のジェット機727…」と歌われた鶴のマークの日本航空(JAL)は輝いて見えたという。一度はあの飛行機で海外へ旅したい、と多くの人々が夢を抱いたとのことだ。庶民の夢が現実となり、年に1500万人以上が海外へ出掛ける時代になり、その時代に日航が経営破綻するのは何とも皮肉なものだ。
種々の原因が指摘されるが、安全に対する信頼感が薄れたことも大きな要因であろう。群馬県の御巣鷹山でジャンボ機が墜落した1985年の事故をきっかけに、同社の問題点は広く知られるようになった。また、経営陣も組合も対立ばかりで、その上に安全面のトラブルも続出では、誰でも不安になる。客が離れたのも、当然だといえる。
2005年に国から事業改善命令を受けたのも記憶に新しいことだ。作家の柳田邦男さんらをアドバイザーに、安全文化の育成に努めてきた結果、安全トラブルは減った。だが、失った信用を取り戻すのは容易ではない。社内対立も消えてはいないし、安全への投資で納得できるだけの説明もない。稲盛和夫・最高経営責任者(CEO)の下で出直す新生JALに望むのは、今度こそ社員が一丸となり世界一安全な飛行機をめざして欲しいということだ。その上で値段や機内サービスを工夫すれば人気回復も夢ではない。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
海外から帰国する際、JALを利用すると、NHKニュースが映る。「機内は既に日本」という雰囲気は独特だ。往年の輝きを再び、と願う人は少なくないだろうし、今もJALへの憧れを持ち続けている人もいるに違いない。この件以来、JALの機体を見ても、どこか寂しげで悲しげだ。航空写真も撮る一人の写真ファンとしては、威風堂堂としたJAL復帰を願いたい…と、天を仰いで思うこと。
とにかく。「ナンシカこれだけしかあらへんのやさかい、あんじょう分けなはい」「ナンシカ京都の冬は寒いことどすわ」「何しか」から。シは強意の助詞。ナンシ、ナンセとも。「何しろ」「何にせよ」の意。「ナンシ(セ)急なことやったしなあ」「何」をナンと発音して、ナンカスネン(何を言うか)、ナンカシテカツケンネン(何をほざくか)。ナンカスは「何をぬかす」。ケツカルは罵倒表現。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
いち航空ファンとして
1960年代に「夢のジェット機727…」と歌われた鶴のマークの日本航空(JAL)は輝いて見えたという。一度はあの飛行機で海外へ旅したい、と多くの人々が夢を抱いたとのことだ。庶民の夢が現実となり、年に1500万人以上が海外へ出掛ける時代になり、その時代に日航が経営破綻するのは何とも皮肉なものだ。
種々の原因が指摘されるが、安全に対する信頼感が薄れたことも大きな要因であろう。群馬県の御巣鷹山でジャンボ機が墜落した1985年の事故をきっかけに、同社の問題点は広く知られるようになった。また、経営陣も組合も対立ばかりで、その上に安全面のトラブルも続出では、誰でも不安になる。客が離れたのも、当然だといえる。
2005年に国から事業改善命令を受けたのも記憶に新しいことだ。作家の柳田邦男さんらをアドバイザーに、安全文化の育成に努めてきた結果、安全トラブルは減った。だが、失った信用を取り戻すのは容易ではない。社内対立も消えてはいないし、安全への投資で納得できるだけの説明もない。稲盛和夫・最高経営責任者(CEO)の下で出直す新生JALに望むのは、今度こそ社員が一丸となり世界一安全な飛行機をめざして欲しいということだ。その上で値段や機内サービスを工夫すれば人気回復も夢ではない。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
海外から帰国する際、JALを利用すると、NHKニュースが映る。「機内は既に日本」という雰囲気は独特だ。往年の輝きを再び、と願う人は少なくないだろうし、今もJALへの憧れを持ち続けている人もいるに違いない。この件以来、JALの機体を見ても、どこか寂しげで悲しげだ。航空写真も撮る一人の写真ファンとしては、威風堂堂としたJAL復帰を願いたい…と、天を仰いで思うこと。
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おやかまっさん てんじょうがゆ 2010/03/07 12:00 am
てんじょうがゆ
天井粥。天井が映って見えるような薄い粥。「戦時中はテンジョウガユを食べたもんや」「目玉の浮くお粥」とも言った。水分の多いお粥なので自分の眼が映って見える。かつて室町商家では使用人にご馳走の出る日をイチロクサンパチと言った。月の一と六のつく日は肉料理、三と八のつく日は魚料理。食もたれすることを「食滞する」という。「ようけ食べてショクタイしてるのやろ」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
地蔵物語(297)と羅漢
日曜日。久々に日曜日を休むことができるような印象だ。日曜日・祝日はやっぱりカレンダーどおりに休むのがよい。久々にのんびりとしたい…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。
天井粥。天井が映って見えるような薄い粥。「戦時中はテンジョウガユを食べたもんや」「目玉の浮くお粥」とも言った。水分の多いお粥なので自分の眼が映って見える。かつて室町商家では使用人にご馳走の出る日をイチロクサンパチと言った。月の一と六のつく日は肉料理、三と八のつく日は魚料理。食もたれすることを「食滞する」という。「ようけ食べてショクタイしてるのやろ」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
地蔵物語(297)と羅漢
日曜日。久々に日曜日を休むことができるような印象だ。日曜日・祝日はやっぱりカレンダーどおりに休むのがよい。久々にのんびりとしたい…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。