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rrbのブログ - 2009/05/19のエントリ

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今京都 ややこしい 2009/05/19 12:00 am

やこしい
「えらいヤヤコシイ話やな」のヤヤコシイは、込み入っている、複雑な、判断しにくいの意。大人からオトナシイをつくったが、ヤヤコシイはヤヤコ(赤ちゃん)を形容詞化した。ヤヤコのように扱いにくいこと。「あんなヤヤコシイとらえ所のない男と付き合うてるんか」 「ヤヤコシイ(浮いた)うわさが立ってるのや」 「ヤヤコシイ(うっとうしい)顔してどこへ行く」 のように、多様なニュアンスがある。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

の数学者 (旧ヴィレッジ 2007年8月3日掲載)
平成の数学者といえば、テレビでもおなじみの秋山仁氏が思い浮かぶ。しかし、京都にもその昔、現在も使われている幾多の数学を広めた人がいた。ニニンガシ、二サンガロク…ククハチジュウイチで終わる九九の暗唱。子どものころ教え込まれたこの暗唱は大人になってからも、実生活でとても役に立っている。この九九の暗唱はいつ頃からあるのか。



実は九九の歴史は非常に古い。驚くなかれ、平安時代の「口遊(くちずさみ)」(970年、源為憲)に、すでに教育としての九九が現れるという。そんなに昔から、日本人は九九の暗唱をしていた。ただし、これは貴族の子弟教育のための教科書で、九九もやはり中国から伝わったという。さらに、当時は「九九八十一、九八七十二…」と、今とは逆の順序で大きい数字から始まっている。だから「九九」という名がついたという。



教科書であったということだから、庶民には長らく遠い存在で、和算と呼ばれる算術が庶民のあいだに普及しだすのは江戸時代。そしてその普及に貢献したのが京都人というのである。江戸初期に、一家に一冊はあるといわれたほど、あらゆる階級の人に普及したという超ベストセラー数学書を書いた人、その人の名を吉田光由(よしだみつよし)(1598〜1672)という。大堰川や高瀬川の開削で知られる角倉家の一族ということ。その本の名を「塵劫記(じんこうき)」という。角倉了以の弟のひ孫に当たるという。角倉は屋号で、角倉家の姓は吉田といったということだ。



吉田光由は、1958(慶長3)年、嵯峨に生まれる。数学に興味をもち、当時、京都で「天下一割算」の看板を掲げて教え、割り算の書を刊行した毛利重能(もうりしげのり)という数学者について学んだ。光由の若き時代は、角倉了以の子、素庵(そあん)が活躍していたころ。素庵は土木事業に数学の知識が必要なことを痛感していたので、光由の研究を支援したという。そして明の「算法統宗(さんぽうとうそう)」をもとにして、当時の経済や暮らしに役立つ実用数学書「塵劫記(じんこうき)」が誕生した。1627(寛永4)年のことであった。



その実用数学書「塵劫記(じんこうき)」のなかにそろばんの使い方や九九の暗唱法はもちろん、ねずみ算の例題などもねずみの絵入りで具体的に示されているという。実用だけではなく、後半にはルートや円周率を扱う高等数学が含まれているというから驚き。京都人の吉田光由の手によって九九が庶民に広がり、その恩恵を平成の時代でも、あるいはこれからも受けるというお話…今京都。 ※写真は京都嵯峨鳥居本界隈で本文とは関係ないのであしからず。


 

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